「povoから乗り換えたいけど、乗り換え先どこにしたらいいかわからない」
「乗り換え先でどのプランを選んだらいいかわからない」
と悩んでいませんか?
今回このページでは、povoからの乗り換え先プランのおすすめパターンを解説しています。
乗り換え先に悩んでいる方は参考にしてみてください。
povoから乗り換え先おすすめ5選
povoは現時点のauの主力携帯電話プランと言っていい存在になりました。登場当初はドコモのahamoやソフトバンクのLINEMOとほぼ完全に横並びのサービス内容・料金でしたが、「povo2.0」を名乗り始めたときに内容を一新。他にはない極めてユニークな携帯電話プランとして存在感を示すようになっています。
https://povo.jp/spec/
今のpovoは非常に柔軟に各種ニーズに対応可能なサービス体系をとっていますので幅広いユーザーをカバー出来るようになっているはずですが、それでもやはり完璧なサービスというものはありません。
povoユーザーの中にも何らかの不満を抱える方もいることでしょう。そんなユーザーの乗り換え先としておすすめの代表的なパターン5つを解説していきます。
例としては以下の5つを取り上げます。
・【容量不足ユーザー】au 使い放題MAX
・【容量不足ユーザー】楽天モバイル
・【容量が余るユーザー】イオンモバイル さいてきプラン
・【容量が余るユーザー】日本通信SIM 合理的シンプル290プラン
・【運用が面倒】LINEMO スマホプラン
povoで困っていることの例
まずはpovoを使っていてちょっと困るケースの具体例から解説します。
(慢性的に)通信データ量が足りない
スマートフォンでネットサービスを多用するユーザーは、その付き合い方によっては通信データ量を大量に使うことになります。
動画配信や音楽ストリーミングサービスのヘビーユーザーは通信データ量がかさみがちですし、クラウドストレージと大量のデータの同期を日常的に必要としているユーザーもデータ量がいくらあっても困らないでしょう。
povoには大容量の通信データ量の利用権(トッピング)も用意されていますが、短期間で使い切ることを考えるとコストパフォーマンスはもう一つな感触があります。決して高くはないのですが、今はよりおトクなプランも選べるのです。
コストを抑えるには他のプランへの乗り換えを検討する価値があります。
いつもデータ量が余る
povoは通信データ量のオプションとして小容量のものも準備されているため、大量にデータ量をあまして無駄にすることは少ないと思います。ですが、小容量のデータトッピングには微妙な制約があって、1GBのものは7日間しか有効期間がありません。
3GBのものは1ヶ月使えますが、本当にデータ量を食わないユーザーって3GBのデータ量でも余し気味になるものです。他のプランよりも無駄の度合いは少ないですが、povoに本当の小容量データトッピングがないのが痛いと考えるユーザーもいるかもしれません。
メイン回線としてキチンと使う想定なら、povoの月々の最低料金は3GB・1ヶ月のトッピングを付けた990円/月と考えて乗り換え先を考えるのが妥当ではないかと思います。
運用の手間が…。
povoは通話権とネット利用権だけをもつベースプランと、実際に通信を行なうための通信データ量などのオプションをトッピングとして完全に分離したことが大きな特徴になっています。
ベースプランを利用料ゼロ円としてユーザーがそれぞれ必要なトッピングを付けることで、それぞれのユーザーの使い方にピッタリなプランをオーダー出来ることが大きなメリットです。ですがこの点は「使いやすさ・分りやすさ」とは相反することになりました。
povoはいわゆる「ワンプラン」ではないことがメリットでありデメリットでもあるのです。わかりやすさの面では他のワンプラン型のサービスに一歩譲ります。
おすすめ乗り換え先プラン
povoから乗り換えるプランとしておすすめなものを前の節で上げた観点に従って合計5つご紹介します。
【容量不足ユーザー】au 使い放題MAX
慢性的に通信データ量が大幅に不足しがちなユーザーは、各キャリアの通信データ量使い放題プランへの乗り換えを検討するといいでしょう。povoユーザーならまずは検討したいのがauの使い放題MAXですね。使ってきたスマートフォンをそのまま流用出来ます。
https://www.au.com/mobile/charge/smartphone/plan/data-unlimited/
ただ、使い放題MAXプランは素の利用料金はやや高めに見える設定で、可能ならば家族割やKDDI系の各種サービスと併用することによる割引制度をフルに活用したいところです。
各種割引をフル活用すると月々の支払いが5,000円を切るリーズナブルなものとなります。
【容量不足ユーザー】楽天モバイル
通信データ量無制限、と言うことだと真っ先にこのプランを思い出すユーザーも多いかもしれませんね。楽天モバイルも非常にリーズナブルな価格で通信データ量無制限のサービスが利用出来ます。
https://network.mobile.rakuten.co.jp
以前は楽天自身の携帯電話ネットワークに明確な弱点があった上、ローミング先のauネットワーク経由の通信データ量に厳しい制限があったため実用性に若干疑問符がつくケースもありました。
ですが現在はauネットワーク経由の通信も無制限になったため、エリアや接続性でもauとほぼ同等の水準を実現しています。
ただ、楽天モバイル側のネットワークもフル活用しようと思ったら、スマートフォンにはグローバルモデル(auと楽天のバンドの両方に対応する機種)を利用する必要がある点には注意しないといけません。
【容量が余るユーザー】イオンモバイル さいてきプラン1GB
小容量のデータトッピングでも毎月のように通信データ量が余る場合には、より利用料金が安いプランへの移行を考えるのもアリでしょう。povoも維持費をかなり抑えられますが、格安SIMサービスならより安いプランを用意するブランドも一定数あります。
https://aeonmobile.jp
その一つがイオンモバイル。登場時から格安SIMサービスの中では最安級の設定でプラン展開を行っています。
通話付きのプランならば「さいてきプラン」の中からマッチする容量を選べばいいでしょう。イオンモバイルの小容量側は非常に小さな刻みでたくさんの容量バリエーションを準備してくれていますので、それぞれのユーザーに合う容量/プランを選びやすいのも特徴です。
【容量が余るユーザー】日本通信SIM 合理的シンプル290プラン
小容量プランの中でもかなり大胆な価格設定を行っているのが日本通信SIMの合理的シリーズのプランです。月々の通信データ量の設定が1GBで余分なオプションサービスがないシンプル290プランは、月額利用料290円を実現した唯一無二と言って良いお手軽プランになっています。
https://www.nihontsushin.com/service/index.html
日本通信SIMは通話オプションも比較的安めのため、通話重視のユーザーも検討する価値があるブランドですね。
少し注意が必要なのは、イオンモバイルも日本通信SIMも携帯電話回線としてはドコモ回線を利用している点です。スマートフォンの対応バンドの関係でスマホ本体の乗り換えが必要になるケースもあります。
【運用が面倒】LINEMO スマホプラン
povoは使い方・運用方法で迷う余地がほぼない「ワンプラン」と呼ばれるようなプランにはなっていません。それぞれのユーザーがご自身の携帯電話回線の使い方をある程度理解した上で、独自に追加の手続きを行うほうがより便利になるサービスです。
極めて高いカスタマイズ性実現のために分りやすさが少し犠牲になっています。この点が問題になる方は、ワンプラン状態の他社のpovo対抗プランへの乗り換えがおすすめです。ここでは第一候補としてソフトバンク系のLINEMOスマホプランをおすすめしておきましょう。
https://www.linemo.jp
他にもドコモのahamoや楽天モバイルもおすすめ出来ます。
povoからのおすすめ乗り換え先にプランついて解説!
povoから別のプランへの乗り換えを行う際にちょっと注意したいのは使うスマートフォン側の「対応バンド」です。キャリアが販売しているモデルはそのキャリアのバンドに最適化したスペシャルモデルの可能性がある、ということです。
このためauモデルのスマホはドコモやソフトバンク、楽天モバイルが使っている電波との相性が悪く、受信状態が不安定だったり実効通信速度が上がらない可能性があります。
他社に乗り換える際にはスマホ本体の買い換えが必要になるケースがあります。
また、グローバルモデルの方は5G回線の中でもミリ波などへの対応が行われていないことが多く、5G回線で最高の通信パフォーマンスが引き出せない可能性があります。
プラン乗り換え検討の際にはこれらの点も少し意識しておいた方がいいでしょう。
https://www.sony.jp/xperia/xperia/xperia1m5/
ちょっと前置きが長くなりましたが、以下でこれまでに取り上げてきた乗り換え先候補プランのサービス内容にも簡単に触れておきます。
au 使い放題MAX
使い放題MAXはauの通信データ量無制限プランです。基本料金は7,238円/月ですが、au系のサービスを併用したり家族割引制度を使うことで4,928円/月まで料金が下がりリーズナブルな設定になります。
一時的に大量にデータを使ったりネットワークが混雑しているときなどには速度規制がかかる可能性がありますが、それ以外には通信を抑制する条件がないプランになっています。
ただ、テザリングでの通信データ量には30GB/月の上限が設定されていて、固定回線代わりの運用は少々厳しいかもしれませんね。
それでもスマートフォンでネットサービスをフル活用するユーザーに取ってはコスパが高いプランです。
LINEMO
LINEMOはソフトバンクにおけるpovoポジションのプランと考えてもらえばいいでしょう。
性格的にはドコモのahamoに近く、いわゆる「ワンプラン」構成のサービス内容になっています。カスタマイズ性はありませんが、その代わりにサービス内容の分りやすさは抜群、というタイプですね。
小容量プランの3GBと現時点で一般的な20GBの2つのプランがあり、3GBがわずか990円/月で利用出来るのも大きなセールスポイントになっています。
より一般的なpovoユーザーのタイプを考えるなら、2,728円/月のスマホプラン(20GB)が乗り換え先としてはおすすめになるでしょう。
携帯ネットワークはもちろんソフトバンクのものですので、場合によってはプラン移行の際、一緒にスマホ本体の乗り換えも必要になるかもしれません。
楽天モバイル
楽天モバイルはpovoなどのプランを生み出す起爆剤ともなった第4のキャリアですね。プランの名前としてはRakuten最強プランになるのでしょうか。
auとのローミングの範囲を拡大することで、どうしても接続面の弱さが解消しきれずにいたところを一気に挽回して実用性を引き上げました。接続性やエリア面はauと完全に同等になったと言っていいでしょう。
通信データ使い放題ながら3,278円/月で利用出来るのも大きな魅力です。通信データ量が極端に少なかった月は利用料金が軽減されるようにもなっています。
使うスマホに関しては楽天側とau側のネットワークの両方に対応した機種の方が有利ですので、基本グローバルモデルの端末を使用した方がいいでしょう。
イオンモバイル さいてきプラン
イオンモバイルは格安SIMサービスの中でも最安クラスのプランを提供してくれています。通信データ量のバリエーションが極めて細かい設定で大量に準備されているのが他社にはないポイントになるでしょうか。小容量は本当に1GB刻みでプランがある感じですからね。
https://aeonmobile.jp/plan/
解約料なしなども真っ先に打ち出したサービスの一つです。
音声通話ありの1GBプランは858円/月で利用出来ます。また、容量の変更をかなり柔軟に行うことができて、その際の手数料がかからないのもユニークなポイントと言えるでしょう。
日本通信SIM 合理的プラン
日本通信SIMは日本最初の格安SIMサービスを提供していた会社の手になるサービスです。プランの内容を大胆に整理整頓して、今はユーザーの実使用シーンにマッチしやすい独自プランをリーズナブルな価格で提供してくれています。
小容量ユーザーの乗り換え先として圧倒的とも言える安さを実現しているのが、合理的 シンプル290プランです。その名の通り290円/月で1GB利用出来ます。
その他のプランも70分の通話権がタダでついてくるなど、ちょっとユニークなサービス内容でおトクな価格を実現しています。
この格安SIMも携帯ネットワークはドコモ回線を使用しています。