ahamoからの乗り換え先プランのおすすめパターン徹底解説しています。
他社に乗り換えを検討している方は参考にしてみてください。
ahamoから乗り換え先おすすめ5選
ahamoは皆さんご存じの通り今はドコモの主力携帯電話プランとなったと言って過言ではない、スマホを使うときに必要なサービスをバランス良く取り込んだ携帯電話プランです。価格面も旧プランに比べるとはるかにリーズナブルになりました。
https://ahamo.com/index.html
とはいえ、もちろんahamoも完璧なプランというわけはなく、最大公約数的に平均的なイメージのユーザーはかなりの割合カバーが出来るはずですが、そこから漏れてしまうユーザーも必ず出ます。
この記事ではそのようなahamoに不満を持つ方々が移行する先としておすすめ出来るプランを、いくつかのケースに分けてまとめていこうと思います。
とりあえずいくつかのタイプごとに次の5つを代表的なものとしてピックアップしました。
- 【容量不足ユーザー】eximo
- 【容量不足ユーザー】povo
- 【容量が余るユーザー】irumo
- 【容量が余るユーザー】mineo マイそく スタンダードプラン
- 【パフォーマンス不足時】au 使い放題MAX
それぞれの中身を以下で順番に詳しく見ていきます。
ahamoで困っていること明確にして乗り換え先を決めよう!
ahamoは月々利用可能なデータ量が20GBで、今のスマホ向け携帯電話プランとしてはスタンダードな中身になっています。他の多くのサービスもこの辺りの通信データ量を採用するケースが多くなっていますので、一般的なスマホユーザー像にはこれぐらいが上手くマッチするのでしょう。
https://ahamo.com/index.html
ただ、20GBというのは使い方次第で大きくも小さくも感じられる量です。ユーザーのスマホというかネットサービスとの付き合い方次第で、この容量に対する感じ方は大きく変わってくるはずです。
(慢性的に)通信データ量が足りない人
各種ネットサービスのヘビーユーザーでネット利用は基本スマホから、という方でしたらこのパターンにはまるケースが多そうです。
毎月20GBを使いきって追加のデータ量を購入し続けているようなユーザーですね。
ネット動画をBGVとして流し続けているとか、ストリーミング音楽を同様にBGMとしてずっと使い続けているとか、あとは、大きなデータを頻繁にクラウドストレージに保存する必要がある、と言った方々は恐らく20GBではデータ量が全然足りないでしょう。
データ量の追加チャージは割高な設定ですから、プランを変更した方がトータルの料金が下がる可能性は高いと思います。
いつもデータ量(パケット)が余る人
逆に20GBを毎月のように使い切ることが出来ず無駄にデータ量を捨ててしまっているユーザーもいるでしょう。
自宅には光回線などの固定回線があってWi-Fi経由で通信データ量をそちらに逃がせる場合には、携帯電話回線側では驚くほどデータを食わないケースが多々あります。
著者もこういうタイプで仕事も自宅でやっていますので、旅行などのイベントがないと携帯電話回線側のデータ消費は本当に微々たるものになります。
このタイプだと月々の支払いがちょっともったいないことになりがちですね。
通信のパフォーマンスがイマイチな人
こちらは今(2024年初頭時点)のドコモ限定と言えなくもないかもしれません。
何ヶ月か前から割と大きな問題になっていますのでご存じの方も多いかと思いますが、ドコモは社内の携帯電話関連のネットワークにボトルネックを抱えていています。
結果ユーザーのスマホからのネット利用のパフォーマンスが思わしくない状態が続いています。
この点で実用上、不便・不満を感じているユーザーも乗り換えを検討する価値があります。
ahamoからおすすめの乗り換え先プラン
ではahamoで困るパターンごとにおすすめプランをご紹介していきます。
【容量不足ユーザー】eximo
まずは容量不足ユーザーの中でも毎月コンスタントにデータ量が「大幅に」足りていない方。100GBとかそれ以上とか、本当に毎月大量のデータを使うユーザーはサクッと「データ使い放題」プランへの乗り換えを考えた方がいいでしょう。
https://www.docomo.ne.jp/charge/eximo/
ahamoからですとスマホ本体に関する心配がいらないドコモのeximoが第一候補ですね。
ただ、通話もそれなりに使うユーザーはeximoには通話オプションが標準では何もついていない点に注意が必要です。
【容量不足ユーザー】povo
続いて20GBでは足りなくても、月々そこまで突き抜けたデータ量までは消費していないタイプ。50GB~70GBぐらいなどでしょうか。
この場合、通信データ量の利用権をかなり柔軟に融通出来るpovoが便利です。
データトッピングや24時間使い放題オプションを上手に使うことで、必要なデータ量をリーズナブルに準備出来ます。
https://povo.jp
データトッピングや24時間使い放題オプションは、約48時間パケット使い放題になります。しかも330円です。
使い勝手が良いので、気になる方は以下のページを参考にしてみてください。
参考:povoの24時間データ使い放題には裏ワザあり!実質48時間(2日間)使える方法を紹介
また、使う通信データ量が毎月50GB前後に収る方は、ahamo大盛りも検討する価値があります。
【容量が余るユーザー】irumo
逆に通信データ量が毎月余って仕方がない、と言う場合には、まずはドコモのirumoがおすすめです。やはりスマホ本体の相性の心配をする必要がありません。
https://irumo.docomo.ne.jp/index.html
固定回線でフレッツ光系を利用されているのでしたら、「ドコモ光」に乗り換えた上でirumoを使うとよりお得になります。
【容量が余るユーザー】mineo マイそく スタンダードプラン
同じく毎月の通信データ量があまり気味で本当の高速通信があまり必要ではないユーザーには、mineoのマイそく スタンダードプランもおすすめ出来ます。
https://mineo.jp/price/
各種動画配信の標準画質程度なら問題なく視聴出来ますし、ニュースサイトなども不満なく見られるパフォーマンスはあります。本当の高速通信が必要なケースでは、24時間高速通信が使い放題となるオプションで柔軟な対応が可能です。
【パフォーマンス不足時】au 使い放題MAX
ドコモの2024年初頭時点の通信パフォーマンスの低下問題で本当に困っているユーザーは、もうキャリア自体を乗り換えるしかありません。
そういったユーザーは通信データ量も恐らくたくさん使うタイプの方でしょうから、思い切って他社のデータ量使い放題プランに乗り換える方が何かと都合が良いと思います。
https://www.au.com/mobile/charge/smartphone/plan/data-unlimited/
ここではauの使い放題MAXをピックアップしましたがソフトバンク系の使い放題プランでもOKですし、エリアの問題がなければ楽天モバイルもマッチします。
ahamoからのおすすめ乗り換え先にプランついて解説!
ここまででahamoからの乗り換え先プランとして取り上げたサービスの中身を少しだけ解説しておきましょう。
eximo
eximoはドコモの新料金プランで従来のデータ使い放題プランを完全に置き換える目的で作られたものになります。
月々のデータ使用量に大きめのムラがあり、使わない月は極端に使うデータ量が小さくなるユーザーへの配慮もある段階制の料金プランをとっています。
テザリングも追加料金なしで基本使い放題の対象になりますので、よほどの使い方をしない限りは固定回線的な使い方も視野に入るプランになっています。
料金は素の状態ですと3GB以上通信を行なうと税込み7,315円となりあまりお得には見えないのですが、ドコモ光、家族割などの割引制度をフルに適用すると4,928円/月のリーズナブルな料金になる設定です。
ahamoとは違い通話関係のお得なサービスが一切ついていませんのでその点にはちょっと注意が必要です。
https://www.docomo.ne.jp/charge/eximo/
irumo
こちらもドコモの新プランですが、主に小容量向けのサービスを受け持っています。このプランがスタートするのに合わせる形で旧小容量向けプランのギガライトなどは新規受付が終了しています。
サービス内容はほぼeximoを小容量に焼き直した形で、価格やサービス内容のポジションとしては他社のサブブランドの小容量プランとまともにぶつかる内容と考えるといいでしょう。
こちらもドコモ光との組み合わせで特に料金がおトクになる設定です。携帯回線側が小容量ですから、自宅の通信は光回線に逃がせるドコモ光との組み合わせにはまさにピッタリなプランとなっています。
容量バリエーションは一般的なものとしては3GB、6GB、9GBの3つ。3GBのプランをドコモ光と組み合わせると、LINEMOミニプランや格安SIMの小容量プランともまともにやり合えるだけの低価格が実現出来ます(最安で880円/月)。
またさらに限定的な使い方をするユーザー向けに0.5GBという超軽量プランがあるのもユニークです(550円/月)。
こちらも通話関連の割引などが含まれていませんので、通話重視の方はちょっと注意が必要です。
povo
皆さんご存じ、今のauの主力プランと言っていいのがpovoでしょう。通話権と通信権だけがある基本サービスの利用料金をゼロ円としたすごく大胆な中身を実現しています。
実際に活用するためには通信データ量などのオプションである「トッピング」を別途購入することで、ユーザーそれぞれのニーズにピッタリ合う「イージーオーダー」感覚で利用出来るユニークなサービスになっています。
TV CMでも強調されているとおり、通信データ量をかなり柔軟に融通出来る作りになっています。月々利用するデータ量にムラが多めなユーザーも利用料金に無駄が出にくいサービスです。
https://povo.jp/spec/topping/list/
利用料金としては20GBのデータ量と5分かけ放題オプションを付けると、他社の新プランとだいたい横並びになる設定です(3,250円/月)。
ただ、高いカスタマイズ性と使いやすさはやや相反する部分がありますので、ライトユーザーにはちょっと取っつきにくい感触が出やすいのもまた事実でしょう。利用料金の支払いがクレジットカード払いのみという点もちょっと気にしておいた方がいいでしょう。
au 使い放題MAX
auの通信データ量使い放題のプランです。サービス内容はドコモのeximoとほぼ横並びの内容だと考えていいでしょう。
使用データ量が極端に少なかったときの料金上の救済策が設定されていたり、家族割やauひかりなどのKDDIグループのサービスとの併用で利用料金がかなりリーズナブルになるところもよく似た内容になっています。
2024年初めの段階ではauには通信のパフォーマンス上の問題は出ていないため、その点が問題になるユーザーの代替回線としてはおすすめしやすいプランです。
ただ、povoも含めau系のプランに乗り換えるときには、使用するスマートフォン本体にはちょっと気をつける必要があります。ドコモから購入した端末ではSIMロックを外しても接続が安定しない、通信速度が十分でない等の不具合が出ることがあります。
その場合にはau端末かグローバルモデルのスマホに乗り換えなければなりません。
mineo マイそく スタンダードプラン
こちらはうって変わって格安SIMサービスのmineoのプランで、本当の「高速通信がない」という極めてユニークなサービスです。その代わり最大通信速度1.5Mbpsでの通信ならば基本使い放題になる内容です。
実はネットサービスで本当の高速通信が必要になる使い方はかなり限られていて、Webサイトの閲覧やネット動画視聴、音楽のストリーミング再生などでは大したスペックはいらないのです。
動画配信サービスの高画質モードはさすがに高い通信速度がいりますが、スマートフォンの物理的に小さな画面ではそもそも「高画質モード自体がほぼ不要」なのです。標準モードでも十分な画質に感じられるはずです。
ですので実質的に多くのネットサービスが使い放題に近い状態になるプランです。
高速通信が本当に必要になった際には24時間データ使い放題のオプションで柔軟な対応も可能です。