非常にリーズナブルな価格の「Airalo」。
今回は、海外旅行に必携の「Airalo」の口コミ・評判を解説していきます。
海外旅行に行くときスマホはどうする?
海外旅行に出かけるとき、行き先の国・地域でスマートフォンの通信をどうするかは、今はかなり重要な準備項目の一つになっているでしょう。
旅行先でのいろいろな情報集めや突発的に何か問題が起こったときの対処方法など、旅行の時ほどむしろネット接続手段は重要と言えるかもしれませんね。
今までであればこういった目的では、キャリアが準備している「海外ローミング」サービスを活用するしか方法がなかったかもしれません。
ただ、今は他にもよりお得な手段がいくつもサービスを提供してくれるようになりました。
今回取り上げる「Airalo」もそんなサービスの一つ。
https://www.airalo.com/ja
実際の中身の仕組みは別として、外からの見た目は「国際版格安SIMサービス」といったイメージで考えるといいでしょうか。外資版のきもちeSIMみたいな感じですね。
全世界200以上の国と地域の携帯電話回線サービスを卸してくれる代理店のようなイメージで活用できます。
大手キャリアの海外ローミングサービスの利用料金は今の携帯電話プランの料金水準から考えると結構いいお値段する設定になっていますが、Airaloはそれよりもずっとリーズナブルな価格で利用することが出来ます。価格面からも格安SIM的だと考えていいでしょう。
では以下でより具体的にAiraloのサービス内容と口コミ・評判を確認していきます。
Airalo(エラロ)とは
まずはAiraloのサービス内容を少し詳しくチェックしていきます。
Airaloが対応してくれる携帯電話サービスの国の数はなんと200以上。
ほとんどすべての国に対応してくれると考えて大丈夫です。
そしてそれぞれの国ごとに通信データ量と有効期間のバリエーションが設定されていて、本当に日本国内の格安SIMサービスでプランを選ぶようなイメージで選択が出来るようになっています。
例えばアメリカで使えるプランのバリエーションは以下の通り。
https://www.airalo.com/ja/united-states-esim
データ量 | 有効期間 | 料金 |
---|---|---|
1GB | 7日 | 4.5 USドル |
2GB | 15日 | 8 USドル |
3GB | 30日 | 11 USドル |
5GB | 30日 | 16 USドル |
10GB | 30日 | 26 USドル(2024/2現在キャンペーン中13ドル) |
20GB | 30日 | 42 USドル(2024/2現在キャンペーン中21ドル) |
3GBプランの料金を円に換算してみると1,600円ほどで、この手の海外ローミング的なサービスとしては非常にリーズナブルな価格になっていることが分ると思います。
参考までにドコモの「世界そのままギガ」サービスは1週間で5,280円かかります。通信データ量は契約中のプランのデータ量がそのまま適用されますので、大容量を使う場合のメリットがないわけではありませんがそれでも安いとはいいにくい設定ですよね。
国ごとの利用料金をザッとチェックしてみますと、携帯電話ネットワークの充実度が進んでいると思われる、昔の言葉で言うところの先進国的ポジションの国々で料金が安く、発展途上の国では高めになる傾向があるようです。
高い方の一例としてケニアだと3GB/30日は23.5 USドルで、アメリカの2倍以上になっています。
ちなみに日本の設定ももちろんありまして、海外に移住している方の里帰りの時にも活用できるようになっています。料金の方は3GB/30日が8.5 USドルとアメリカよりも安い設定。円換算で1,300円ほどでしょうかね。かなり気軽に利用できる料金設定であることが分ると思います。
Airaloのようなサービスがより手軽につかえるようになった理由の一つは、スマートフォン側やキャリアが「eSIM」の仕組みを使えるようにしてくれたおかげです。
AiraloももちろんeSIMを活用していますので、完全にリモートで手軽に、ユーザー自身が回線のセットアップを出来るようになっています。
Airaloの口コミと評判ってどう?
ではAiraloの評判をX、といいますかツイッターのポストから確認してみましょう。
良い方の口コミ2つ、ネガティブな意見の代表的なものを2つずつピックアップしてみました。
Airaloの良い口コミ・評判!
まずは良い口コミから。
データだけならUBIGIかAiraloが良いと思います。UBIGIは利用したことがありますが、Airalo 使われている方も多いようです。通話回線がいるならpovoが気になっていて、次回一時帰国の時には検討しようと思ってます。
楽天モバイルは未調査ですが海外在住が契約できて維持費がなければありですね。— Taka (@takarocks_jp) February 17, 2024
実際に試してみてAiraloを推すユーザーが結構見られますね。
価格面や使い勝手などなど、利用しやすい条件はいろいろと揃っているサービス内容ですし。
高くてお話にならないな。今後使うであろうオーストラリアで比較すると、
1GB 1480JPY
2GB 2880JPY
3GB 4280JPY
だが、例えば airalo だと、
1GB 4.50USD (675JPY)
2GB 8.00USD (1200JPY)
3GB 9.00USD (1450JPY)
くらい。3GB で比較して値段は3倍近い。https://t.co/1q95ISZzrK— 清水 大輔 (@daisimizu) February 16, 2024
価格面の利用のしやすさもAiralo大きな特徴になるでしょう。
日本国内の価格を見ると、若干高めの格安SIMレベルで利用できる設定です。
日本だけでなくアメリカやヨーロッパなど通信インフラがしっかり揃っている国ならば、日本とほとんど同じ水準の価格で利用可能なのも嬉しいポイントでしょう。
Airaloの悪い口コミ・評判!
続いてネガティブなコメントも二つ。
シェムリアップ来てairalo使えへんし問い合わせたら英語で質問きてんけど答えられへんしそんなん。日本語でも何いじってんのか分からんのに
— Masalu?????? (@bovespamasaru) February 16, 2024
シェムリアップ(カンボジア)ではうまく繋がらなかった、というコメントですが、より気にすべき点はそこよりもサポート窓口の対応言語の方でしょう。
海外でのサポートと言うこともあってか、日本語対応窓口ではなかったようです。
ちょっと重箱の隅をつつくようなツッコミにはなってしまいますが、仕組みを理解して自分でキチンとセットアップ出来るような方以外は、見かけの料金の低さに引っ張られずキチンと(日本語)サポートがあるサービスを利用した方が結局はトータルコストが下がるかもしれません。
Airaloはアプリ経由とは言え自力でのeSIMセットアップが必要です。
今度はairaloの電波入らなくて確認したらグローバルのはカンボジア対応してなかった!びっくり
— あや世界旅行????シェムリアップ (@aya_travel_0310) February 16, 2024
こちらはどちらかと言えば注意点になりますね。
Airaloには1つのプランで複数の国の回線が利用可能な「グローバルeSIM」プランがありますが、そのプランではどうやらカンボジアはカバーされないようです。契約時にはご注意を。
https://www.airalo.com/ja/global-esim
一つ前のシェムリアップで繋がらない、のケースもこれが原因かもしれません。
Airaloを使うときに注意する点
Airaloを使う上でちょっと注意しておくべき点をまとめておきます。
スマホ本体はグローバルモデルを
まずはスマートフォン本体に関する注意点です。
Airaloに限ったことではありませんが、海外で利用するスマホは「グローバルモデル」を選びましょう。キャリア版端末はSIMロックを解除しても海外のキャリアで使われている電波帯(バンド)に対応していない可能性があります。
キャリア版スマホはそのキャリアのバンドに最適化されていると思った方が安全です。
そのあたりをご自分で確認可能な場合には、キャリア版スマホをSIMロック解除して利用することも出来ます。
行った先の通信方式に一応注意
日本では国内どこでも4G、5Gのネットワークが当たり前に利用できますが、海外旅行で行った先の国が日本のようなしっかりした携帯ネットワークを普及させているとは限りません。
また、さすがにもう2G回線はないとは思いますが、3G回線が継続して利用されている可能性はありそうです。
出かける先で利用する回線の通信方式などは確認しておくようにしましょう。そしてその方式に手持ちの端末がしっかり対応するかどうかもチェックしましょう。
海外旅行には必携?「Airalo」の口コミ・評判をチェック!まとめ!
Airalo(エラロ)eSIMの口コミ・評判と詳細について解説しました。
Airaloは、価格面や使い勝手もいいので良い口コミが多かったです。
大手キャリアのauやドコモに比べると圧倒的に安いですよね。
ただ、自分できちんとeSIMをセットアップできない方は注意が必要です。