だれでもモバイルの評判ってどんな感じ?
他社はダメでも契約可能って本当?
と気になってる方は多いのではないでしょうか。
今回はだれでもモバイルについて解説していきます。
だれでも「モバイル」だけどスマホプラン?
このブランドと名前がよく似たサービスありますね?著者もちょっと勘違いしていたかもしれません。
このブランド、だれでも「モバイル」ですが、実際にはスマホ向けプラン。
データ専用プランだけではなくかけ放題の通話利用権がつくものもアリ。
https://daredemomobile.com
そしてこのサービスも「審査なし」「クレジットカード不要」をうたう携帯電話プランになっています。
プランの内容に電話かけ放題が入っているあたり、名前がよく似た他ブランドとよく似たサービス内容です。
そしてだれでもモバイルのほうも審査不要をうたうことからも分るとおり、他のキャリアの審査で落ちたユーザーとかクレジットカードを持たないユーザーなども利用可能な貴重な携帯電話回線サービスの提供業者になっています。
なぜ審査なしでサービス出来るの?
だれでもモバイルが審査不要を実現出来た最大の理由は料金の基本「前払い制」を取っているから。
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基本すべての携帯電話サービス、固定電話サービスの利用料金は後払い制です。
月々の〆日まで利用料金が分らない通話などの都度消費分も含め、回線維持などの基本料金部分も利用後にまとめて課金される仕組みになっています。
つまり悪いことをやろうと思ったらその分を踏み倒して逃げることも出来なくはない仕組みです。
こういった支払方式が成立するのは、その「担保」としてそれぞれの個人の「信用情報」を使っているからですね。
これに対し、利用料金を基本前払い制にしてしまえば、信用情報による個々人の保証自体が必要なくなります。
これがだれでもモバイルが審査不要の携帯電話サービスを実現した理由です。
だれでもモバイルの実際の評判は最悪?
だれでもモバイルの口コミ情報、ザッとネットやX(旧ツイッター)で検索をかけた限りでは見つけることは出来ませんでした。
ポジティブなものもネガティブなものも見つからず、本当のユーザーの声がほぼ広がっていないことが分った形です。
ただ、運営しているだれでもモバイル株式会社の前身である社名に関しては、その営業活動方針に関してネガなイメージを持つ人は一定数いるようです。
これらは現時点のMVNOブランドとしてのだれでもモバイルとは切り離して考えるべきでしょう。
だれでもモバイルのサービス内容、運営方針自体が対象ユーザー層を思い切り絞り込んだものになっていますから、そもそものユーザーの絶対数自体が限られているはずです。
その関係からも口コミはほとんど上がってこないのにも納得はいきます。
このため契約前に実効通信速度などが見えてこないのはちょっと不安要素になり得ますね。
とはいえ、元々が多くのユーザーを抱えることを想定していないであろうサービスですから、大手の格安SIMサービスなどよりも混雑しがちな時間帯におけるパフォーマンス低下は出にくいと予想出来ます。
また、ユーザー数を増やすことでスケールメリットを出して料金競争に参加するような運営は行なっていませんので、バックボーンなどの構成等々で無理をしていないのではないかと思います。ぶっちゃけ利用料金は安くはないですし。
使ってみないと分らない、と言う部分を残すものの、回線のパフォーマンスなどにはそこまで神経質にならなくても大丈夫だろう、と予想しています。
だれでもモバイルのメリットはどう?
だれでもモバイルはそのブランド名がこのサービスの性格を最も端的に表していると言えます。
今まで審査等に落ちて携帯電話の契約を結べなかったユーザーの多くが携帯電話回線サービスを持てる可能性が高いMVNOなのです。
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この点が最大のメリットにしてだれでもモバイル最強のフィーチャーになりますが、このサービスを使うときのメリットをまずはザッとまとめておきましょう。
- 審査なし
- クレジットカード不要
- 通話し放題オプション付き
- 事務手数料・初月料金無料キャンペーン中
だれでもモバイル最大のメリットが1番の審査なしというポイントなのは、このサービスに注目するユーザーすべてが理解されていることでしょう。
審査がありませんので他のキャリアの契約が出来ないユーザーでもスマートフォンを運用出来るようになる可能性が十分にあります。
また、支払いにクレジットカードが不要な点も大きいでしょう。ポリシーとしてクレカは持ちたくないと言う方もいらっしゃるでしょうし、様々な理由からクレジットカードを作れないユーザーもいます。
そういった層の受け口としても大きな存在になる可能性があります。
だれでもモバイルのプランは全プラン通話し放題のオプション付き。
月々の通信データ量が小さくても良い通話メインのユーザならば、選ぶプランによってはかなり良好なコスパが実現出来る可能性があります。通信データ量1GBのプランならば3,300円/月で利用出来るのですから。
さらにだれでもモバイルは現在、契約時の事務手数料と初月の利用料をゼロ円にするキャンペーンが行われています。
利用料金が高い通信データ量が多いプランでも同じ条件が適用されますので、割引額で考えると結構な大盤振る舞い状態になっています。また、事務手数料をゼロ円にするキャンペーン自体、他社ではあまり見られない貴重な特典です。
ちなみにだれでもモバイルは回線としてはドコモのモノを借りて運用を行うMVNOです。サービスエリアのカバー率や通信の安定度では安心してチョイス出来る内容になっています。
だれでもモバイルのデメリットはどう?
だれでもモバイルはかなりマッチするユーザーを選ぶ、携帯電話サービスの中では最も尖った、ピーキーなサービス内容を持つMVNOの一つと言っていいでしょう。このためマッチする人には何物にも代えがたいレベルの極めて大きなメリットがもたらされますが、マッチしない人にもこれまたとても大きなデメリットが生じます。
選択の際にはその両方をしっかりと確認しておかないと、割と痛い目を見る可能性が高いサービスでもあります。とはいえサービスの性格自体は極めてハッキリとしていますので、このサービスが自分にマッチするかどうかの判断は容易でしょう。
より一般的な他のサービスの選択よりもずっと簡単に判断ができるはずです。
では、だれでもモバイルのデメリットの方もリストアップしていきます。
- 月額利用料金がかなり高価
- 料金がほぼ完全な前払い制
- 最低利用期間の縛りがありシビアな設定
- スマホ本体の取り扱いがない
まず1点目の利用料金に関しては、通信データ量当りの単価は非常に高額になっています。
格安SIMどころか大手キャリアの旧型プランと比較してもコスパでは勝負になりません。
この点は完全に割り切らなければなりませんね。
審査なしでほとんどの人が利用可能な点との「トレードオフ」となる部分です。
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次に利用料金は前払い制になります。簡単に言えば、次の月の利用料金を前の月の〆日に先に払う必要がある、ということですね。
一般的な携帯電話サービスはほとんどの料金が「後払い」の形になりますので、この点は意識しておく必要があります。
通常携帯電話サービスには利用期間に関する縛りはほぼありません。あまりに短期間に解約を繰り返すとブラックリスト入りするリスクはありますが。
ですが、だれでもモバイルは明確に最低利用期間の縛りが設けられています。
一度契約したら最低ほぼ1年は使い続けないといけません。
また、だれでもモバイルのオンラインショップではスマホ本体の取り扱いがありません。ですので事前にユーザー側が自前で端末を準備する必要があります。
セット販売などの優待はありませんし、SIMカードもセット済みの端末をいっぺんに入手出来ると言ったメリットもなくなります。
ちなみに端末はドコモモデルまたは完全にSIMロックフリーのグローバル端末が利用出来ます。対応バンドの関係からauモデルやソフトバンクモデルの端末は利用を避けた方が良いでしょう。
だれでもモバイルって怪しいの?
だれでもモバイルは「審査不要」「クレカ不要」をうたう、知る人ぞ知ると言ったイメージのMVNOです。
このキャッチコピーのうちの「審査不要」が悪い方向に一人歩きして、サービス内容を知らない人の目には「怪しい」と映るのかもしれませんね。
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ですが実際には日本の会社の手になるサービス内容がちょっとユニークなだけの、まっとうなMVNOサービスです。
料金面の設定の関係から「格安SIMとは呼びにくく」はなっていますが。
だれでもモバイルが「審査不要」「クレカ不要」を実現出来たのは料金の徹底した「前払い」制を取るなど、仕組み面で工夫をしているからです。何か怪しげなギミックを使って個人の信用情報回避を実現した訳ではありません。
セキュリティの最新の考え方の一つである「ゼロトラスト」の概念を、リアルワールドの携帯キャリアサービスに適用したようなものと考えても良いでしょう。個人の信用情報に依存せずに安定した契約を行う仕組みの一例とも言えるでしょう。
つまり、仕組み的にも怪しい点はなく、今まで携帯電話回線を持てなかったユーザーにも機会を与えてくれる新たな選択肢となるサービスです。
だれでもモバイルのプラン
だれでもモバイルのプランは音声あり、データ+SMS、データ通信のみのバリエーションで合計15。
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小容量からそこそこの容量までカバーする構成です。具体的には以下の通り。
容量 | 価格 | ||
---|---|---|---|
通話付き | データ+SMS | データのみ | |
1GB | 3,300円/月 | - | - |
3GB | 5,500円/月 | 3,300円/月 | - |
5GB | 6,160円/月 | 3,800円/月 | 3,300円/月 |
10GB | 7,810円/月 | 4,950円/月 | 4,400円/月 |
20GB | 11,110円/月 | 7,150円/月 | 6,600円/月 |
30GB | - | - | 9,350円/月 |
50GB | - | 15,000円/月 | 11,110円/月 |
音声回線付きプランには通話し放題のオプションが内包される形になっています。
ちなみに2023年11月末時点では、事務手数料+初月の利用料金となる最初の一回分の支払いがゼロ円となるキャンペーンが実施されています。
通信データ量辺りの単価で見ると利用料金は安いとは言えませんが、審査なしで携帯電話回線を持てるメリットには代えがたいでしょう。
だれでもモバイル他社比較
だれでもモバイルは一般的な携帯電話サービスとは性格が全く異なります。価格面の単純比較ではMVNOはおろか大手キャリアとも勝負になりません。サービス選択および比較の際には全く異なる観点で考える必要があります。
ぶっちゃけてしまえば、一般的な携帯電話サービスと比較する意味自体があまりありません。
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比較対象は審査がないとか独自の制約が緩い審査をウリにした、大手キャリアなどでスマホが持てないユーザーを対象にしたサービスになるでしょう。
ここでは「だれでもスマホ」と比較をまとめておきます。
https://www.a-sas.ne.jp/price/
まず審査の点では誰でもスマホは審査なしはうたっていません。独自基準の大手キャリアなどよりも緩い審査が行われるはずです。
この点ではだれでもモバイルが有利になりそうです。
利用料金に関してはだれでもモバイルの方が割高な設定です。
代表的なデータ量で比較すると以下のようになります。
データ量 | サービス | 料金 |
---|---|---|
1GB | だれでもモバイル | 3,300円 |
誰でもスマホ | 3,278円 | |
5GB | だれでもモバイル | 6,160円 |
誰でもスマホ | 4,598円 | |
20GB | だれでもモバイル | 11,110円 |
誰でもスマホ | 8,680円 |
通信データ量が多くなるほどだれでもモバイルのほうが割高になる設定になっていることが分ると思います。
契約の際の審査の有無と利用料金を天秤にかけてサービスを選んでください。
だれでもモバイルがマッチユーザー
このMVNOもユーザー層をピンポイントに絞ったサービスになっています。つまりこのブランドがマッチするのは次のユーザー層です。
- 他の携帯電話サービスの審査に落ちたユーザー
- クレジットカードを持っていないユーザー
- 上記の理由でやむなく割高なサービスを使っているユーザー
逆に上記の項目にヒットしないユーザーにはおすすめ出来ないサービスです。サービス選択でほぼ迷う必要がないわかりやすい携帯電話サービスではありますね。
だれでもモバイル契約に必要な物と申し込み手順
だれでもモバイルは審査なしで契約出来る携帯電話サービスです。とはいえ、申込時には「身分証明書」となる書類などの提出は必要となります。完全に匿名で契約出来る訳ではありません。まあ、当然のことではありますね。
また契約出来る年齢にも高めの制限が設けられていて、18歳未満の方は契約が行えません。この点にもちょっとだけ注意が必要です。
ではより具体的に、だれでもモバイルと契約を行う際に必要なものをリストアップしていきます。
https://daredemomobile.com/guide/howto/getsim.html
- 本人確認書類(顔写真付きの身分証明書)
- 銀行口座
- 連絡用メールアドレス
- スマホ本体(ドコモ回線対応のもの)
身分証明書として認められる書類は以下の通りです。
- 運転免許証(両面、国際免許証は「NG」)
- 障害者手帳
- 外国人登録証(両面)
- 在留カード(両面)
- 住民基本台帳カード(基本両面)
- パスポート
- マイナンバーカード
だれでもモバイルの利用料金は銀行引き落としで支払うことになりますので、有効な銀行口座は申し込みに必須となっています。
また、契約の申し込みはWebのフォームから行い、その後の各種連絡は電子メールで手元に届きます。ですのでそのあたりの連絡がキチンと受け取れる有効なメールアカウントが必要になります。
キャリアメールなどでもOKだと思われますが、どこでもモバイルのメールアドレスからキチンと電子メールを受け取れる設定にしておかなくてはいけません。
続いて申し込みから回線の接続までの手順をまとめます。
1-1. プラン選択
1-2. 準備確認
1-3. 個人情報等の入力
1-4. 必要書類のデータ登録
1-5. アンケート入力
1-6. 入力情報の確認
1-7. 完了
2. 初期費用の支払い通知に対応
3. (入金確認後)口座振替の設定
4. (振替口座設定後)SIMカード発送と受け取り
5. スマートフォン本体側でだれでもモバイルのAPNを設定
以上の手続きが終了すると回線が利用可能になります。
こちらでの注意事項としては、SIMカードの送付先が身分証明書の住所に限定されることでしょうか。引っ越しなどをされた場合には、キチンと身分証明書の住所の変更手続きを取りましょう。
だれでもモバイルへの申し込みはその完了後に。