格安simにしたいけれど、通話料金が気になってできないという人もいるのではないでしょうか?
ここでは格安simのかけ放題について…
あまり知られていないプレフィックスも合わせながら紹介していきます。
格安simの通話かけ放題について
大手携帯会社の時間制限のない、かけ放題は当たり前の時代へとなってきました。
それなのに、なぜ、格安simには時間制限のない、かけ放題がなかなか存在しないのでしょうか?
ここでは、格安simのかけ放題について見ていきましょう。
格安simに通話かけ放題が少ない理由について
格安simを選択している人が増えてきたとしても、大手携帯会社に比べれば、ユーザーの数は非常に少ないです。
大手携帯会社であれば、ユーザーの数が多い為、多く通話をする人がいたとしても、通話時間が少ない人などと、費用を分け合うことができます。
その為、通話時間に制限のないかけ放題であっても、ユーザー同士が補填し合えるので、成り立っていくのです。
しかし、格安simのユーザーは大手携帯会社のユーザーに比べ、少ないので、補填し合える程、ユーザーがいません。
このことから、格安simでは、時間制限のない通話かけ放題ができない現状となってしまっています。
かけ放題分の通話を超過した場合について
10分間通話かけ放題の通話が元々プランとして設定されていた場合、10分を過ぎると、通話料金が発生してしまいます。
通常であれば、30秒20円が目安となりますが、1分間にすると40円と…意外と高い金額ですね。
通話料金は、翌月の請求額と一緒に請求される形になります。
プレフィックス番号が存在すとは?
184や186という番号を電話番号の前に付けて、電話をしたことはありませんか?
それと同様で、プレフィックス番号とは、通話料金を安くするために、電話番号の前に0063や00328200の番号を付ける機能です。
なぜ2種類の電話番号があるかというと、0063の場合は、一律30秒10円で通話ができます。
これは一律ということなので、税金の10%はかからないことになるのです。
しかし、ここで気を付けてもらいたいのが、楽天でんわについてです。
楽天でんわの場合は、0063の番号で発信したとしても、税金の10%が発生する形となってしいます。
今度は、00328200の番号について紹介します。
00328200の番号で発信した場合、30秒9.5円となり、一見0063の番号より安いように感じるかもしれませんが、これに税金の10%がかかる形となるのです。
また、大きな違いとして、0063の番号はスマートフォンや携帯電話に発信する場合は、番号通知がされますが、固定電話に発信する場合は非通知となってしまいます。
00328200の番号は、どの電話に発信しても、電話番号は表示される仕組みとなっています。
電話番号の前に毎回番号を付けるのが面倒という人のために、現在ではアプリも存在するので、アプリから通話をすることで、番号入力の手間が省かれ、安く通話をすることも可能となります。
プレフィックスあり
プレフィックスで電話をかければ、通話料金が安くなるので、10分以上の通話になった時も安心して使うことができますね。
ここでは、かけ放題プランが付いており、プレフィックスを使用できる会社について紹介していきます。
10分間かけ放題の紹介
アプリをダウンロードして10分間かけ放題を使用できる会社もありますが、ここでは、プレフィックスの番号を入力して10分間かけ放題を利用する会社を紹介します。
アプリをダウンロードせずにプレフィックスの番号を入力することによって、10分間かけ放題になるのはnuroモバイルです。
しかし、注意が必要なのは、番号を入力すれば、無条件で10分間かけ放題になるということではないので、気を付けてください。
月額料金800円の10分かけ放題オプションに加入し、プレフィックスの番号を入力して、初めて10分かけ放題が使える状態となります。
ここでは、番号を入力して使えるパターンを紹介しましたが、nuroモバイルでも専用アプリは存在するので、番号入力が面倒な人は専用アプリをダウンロードするようにしてくださいね。
時間制限のないかけ放題の紹介
残念ながらプレフィックスの番号を付けることによって、時間制限のないかけ放題になる会社は存在しません。
あくまで、料金が通常の半分になったりと、割引されるだけなため、プレフィックスの番号を入力することによって、いくら電話をしても同じ通話料金になるという勘違いはしないようにしてくださいね。
プレフィクスなし
プレフィックスを使用しなくても、スマートフォンのプランに元々10分間のかけ放題が付いているプランや、時間制限のないかけ放題が存在するプランもあります。
毎回、プレフィックスをするのも面倒という人もいますよね?
そんな人のために、ここでは、プレフィックスの必要ないプランを紹介していきます。
10分間かけ放題の紹介
まずは、回数は無制限ですが、時間は10分間と制限のある、かけ放題を料金と共に紹介していきます。
・イオンモバイル…850円
・楽天モバイル…850円
・BIGLOBEモバイル…830円
・mineo…850円
・IIJmio…830円
・nuroモバイル…800円
・Y!mobile…Sプラン1980円(2GB)
Mプラン2980円(6GB)
Lプラン4980円(14GB)
10分間を越すと30秒ごとに20円の通話料金が発生します。
また、Y!mobileは他の料金プランとは少し異なり、月々に使用する容量のプランを選択すると、そのプランの中に10分間かけ放題も付いてきます。
そのため、10分かけ放題を別で付ける必要はありません。
プレフィックスをしようしない時間制限のないかけ放題の紹介
時間制限のないかけ放題が存在するのは以下の2社になります。
・Y!mobile
・イオンモバイル
Y!mobileの場合は、スーパーだれとでも定額というプランに、通常のプランに追加で1000円を支払い加入する形となります。
これに加入することによって、通話の回数も時間制限なく、電話をすることが可能になります。
但し、国内の通話に限るので、そこには注意をしてくださいね。
イオンモバイルでは、今、持っている電話番号と別に050で発信する電話番号を取得する必要があります。
この050で発信する電話番号が、通話かけ放題適応となり、月額1500円で使用が可能です。
元々持っている電話番号は所有したまま、通話かけ放題の電話番号を取得することになるので、1台に電話番号を2つ持つ形となります。
しかし、これはY!mobileと異なり、電話回線を使用して通話をするのではなく、インターネット回線を使っての通話となります。
そのため、通話のような音声品質ではなく、LINEなどといった通話の音声品質になることを予めご了承ください。
また、注意が必要なのが、050発信であれば緊急通話はできないので、気を付けてくださいね。
プレフィックスを使用するのとしないのではどちらがお得?使いやすい?
10分間のかけ放題で10分間を越す場合は、プレフィックス電話を使用した方が断然お得です。
しかし、あくまで、これは10分間のかけ放題を使用している場合にダブルで使うとお得という意味です。
10分間のかけ放題が付いているプランであれば、プレフィックスに頼るのではなく、10分間のかけ放題プランに確実に申し込んでください。
プレフィックスは電話番号の頭に付けるのも忘れる可能性も高いですし、毎回番号を付けるのは面倒です。
10分間のかけ放題プランを使いながら、さらにお得にするために、プレフィックスを使うと、プレフィックスはおまけ感覚で考えるようにして使うのが、賢い使い方と言えるでしょう。