楽天モバイルで契約する際は他の格安SIMと同様に本人確認が必要になるケースがあります。
ここでは楽天モバイルでの本人確認が必要なケース・不要なケースや申し込み手順を解説していきます。
間違った提出をしてしまうと、再提出や最悪審査が通らない可能性もあります。しっかり本記事を読んで頂き、提出していきましょう。
間違えやすいポイントも載せていきます。
本人確認書類が必要なケース・不要なケース
楽天モバイルを申し込む際はデータSIM(SMSなし)のみが契約者の本人確認書類が不要になります。他のSIMは本人確認書類が必要になります。
通話SIMとデータSIM(SMSあり)の場合
契約手続きに必要なもの
・契約者本人確認書類
・楽天会員のユーザーIDとパスワード
(乗り換え時で通話SIMのみ)・MNP予約番号
データSIM(SMSなし)の場合
契約手続きに必要なもの
・楽天会員のユーザーIDとパスワード
なお支払いの際に必要な手続きですが以下の通りです。
お支払い手続きに必要なもの
・契約者本人名義のクレジットカードもしくはデビットカード
・契約者本人名義のキャッシュカード(口座引落)
※いずれか1つ。ただし端末とアクセサリー費用は口座引落は選べません。
必要な本人確認書類は?
通話SIM・データSIM(SMSあり)の場合ですと本人確認が必要になってきます。
申し込み時の氏名・住所・生年月日が本人確認書類と一致している必要があります。
通常は1つのみの本人確認書類で要件を満たしますが、場合によっては補助書類を提出する必要があります。
本人確認書類 いずれか1点
※補助書類の提出が不要のケース
1)運転免許証
2)運転経歴証明書
※交付年月日が平成24年4月1日以降であること
※顔写真があるもの3)個人番号カード(マイナンバーカード)
※顔写真がある面のみの提出で可能
※マイナンバー通知カードでは本人確認書類として受理が不可能4)住所記載がある身体障がい者手帳
※住所記載がない場合は補助書類の提出が必要5)精神障がい者保健福祉手帳
補助書類が必要な本人確認書類
6)健康保険証
※カード型:裏面に住所が記載されている部分もアップロードを行う
※紙型:被扶養者の場合ご自身の氏名が記載されている部分の画像もアップロードを行う7)パスポート
※氏名および住所が記入されていることを確認しアップロードを行う8)住民基本台帳カード
※裏面に変更の記載がある場合は必ず裏面の画像もアップロードを行う
※顔写真があるものが有効
上記の1)〜5)は補助書類が不要になります。
運転免許証を持っている方は、運転免許証のみの提出で本人確認が提出可能なので、運転免許証で提出しましょう。
気をつけておきたいのが、運転免許証は必ず運転免許証の裏面もアップロードをしてきましょう。仮に住所変更に伴い運転免許証の住所が変更になると、審査時に申し込み時と住所が異なる場合は審査が通りません。
運転免許証は裏面も必ずアップロードを行うこと。もし、免許証の住所変更していない場合は免許更新センターもしくは警察署で住所変更手続を行う。
一方運転免許証を持っていない場合は2)〜5)の本人確認書類を提出することになりますが、これらは持っていない方も多いと思います。
その場合は健康保険証と以下の補助書類で提出しましょう。
補助書類
※補助書類としての有効期間は発行から3ヶ月以内ということに留意
1)公共料金の請求書(電気・都市ガス・水道のいずれか)
※現住所が書かれてある面をアップロード
※インターネットからプリントアウトした請求書は不可
※督促状は不可2)住民票
※マイナンバー(個人番号)の記載がないもので提出。本籍地・マイナンバーが記載されている場合は、紙等で本籍地・マイナンバーを隠してアップロードを行う3)届出避難場所証明書
健康保険証でアップロードする場合は補助書類が必要になります。補助書類の中では公共料金の請求書で提出するのが、他書類の準備をする必要がなく便利です。
しかし、申し込み時点では補助書類の期限があるため注意が必要になります。請求書の発行から3ヶ月以内が期限となります。
間違えやすいポイント③
・本人確認書類の提出で健康保険証を提出した際に公共料金の請求書などの補助書類の提出が必要になる。また補助書類は発行から3ヶ月以内のものが有効
上記は運転免許証と健康保険証のアップロード時の注意点をあげましたが、他の本人確認も確認してみましょう。
他の本人確認書類
・運転経歴証明書
→運転免許を自主返納した方に渡されるカードになります。運転が出来なくなる事以外は運転免許証と変わりはありませんが、交付年月日が『平成24年4月1日以降である』ものに限り、公的な本人確認書類として利用する事が可能になります。
補助書類は不要になります。
・個人番号カード(マイナンバーカード)
→氏名・住所・生年月日・性別・マイナンバーと本人の顔写真が表示されます。通知カードでは本人確認書類として機能することはできません。表面(顔写真がある面)のみのアップロードで完了となります。裏面もアップロードしてしまった場合は再度提出する必要が出てきます。
補助書類は不要になります。
・身体障がい者手帳
→身体に障害があると認められた方に市町村から交付される書類です。障害の程度に応じ、1級〜6級に認定されると手帳が交付されます。手帳を持つことによって
障害の程度によっては医療費の助成やガソリン代・運転免許の取得費用が助成・高速道路の通行費用の割引がされる場合があります。
住所記載が有れば補助書類は不要になります。
・精神障がい者保健福祉手帳
→統合失調症やうつなどで長期にわたり生活に支障がある方が対象となる書類です。障害の程度によって1〜3級に認定されると交付されます。手帳を持つことによって、NHK受信の割引や所得税・住民税の減税、バス・タクシー等の運賃割引・携帯代や水道代の割引などがあります。
補助書類は不要になります。
・パスポート
→氏名と住所が記入されている事を確認をします。氏名は見開きページに記載されていますが、住所は所持人記入欄へ記入する必要があります。所持人記入欄はペンで記入して問題ありません。見開きページと所持人記入欄の2つをアップロードする必要があります。
補助書類が必要になります。
・住民基本台帳カード
→マイナンバーカードの普及により現在は新規発行されていません。そのため申込み時点で持っている方のみが利用することが出来ます。顔写真があり、有効期限内かつ住所・氏名が申込みと一致している必要があります。住所変更した際は裏面もアップロードをする必要があります。
補助書類が必要になります。
●外国人の場合
・特別永住者証明書(外国人登録証明書)
・在留カード
→いずれか1点の提出で可能です。これらの書類の主な違いは中長期に滞在するかどうかとされています。
申し込み手順方法
必要な書類を用意ができましたら、楽天モバイル公式サイト(https://mobile.rakuten.co.jp)より申し込みをクリックしましょう。
主な手順としては
プラン選択→オプジョン→ご契約者情報→お支払い情報→確認の流れで行っていきます。
アップロード方法自体は難しくありませんのでそこまで迷う事はないと思います。
ご契約書情報で事前に用意していた本人確認書類をアップロードを行う事で完了します。
アップロードをする際は『鮮明に』画像をアップロードを行う必要があります。
・書類が小さく読みにくい
・影があり読みにくい
・一部書類が切れている
などがありますと、書類不備として審査に通らない可能性がありますので、綺麗に撮るように心がけていきましょう。
新規契約なら「ご自宅かんたん本人確認」を使おう
これまではアップロードを行うための手順を説明してきましたが、新規契約を行う方は「ご自宅かんたん本人確認」を行う事ができます。
この制度はアップロードなしで、配達時に配達員に本人確認書類を掲示するだけで本人確認が可能になります。
さらにはこの確認方法は別途料金も発生することもありませんので、新規で契約で行う場合かなり楽に手続きが可能になります。
一方で、ご自宅かんたん本人確認は制約も多く以下に該当する場合は利用する事はできません。
・端末/アクセサリー費を代金引換でお支払いするケース
・MNPを使った乗り換えを行うケース
・利用者登録や法人名義での契約するケース
・離島等一部地域にお住まいの方のケース
また、当然ながら住所や名前も申し込み情報と本人確認書類で一致する必要があります。
入力した際に、略字や旧字使いには注意する必要があります。
例:本人確認書類は「渡邊」だが、申し込み情報は「渡辺」となっていると、本人確認不一致となり受け取れない場合もあります。
どうしても不安なら店頭で契約も
楽天モバイルはネットで契約ができるという点が大きな魅力であり、仕事等で忙しくなかなか店頭で申込みができないという方には良いと思います。
一方で初めてネットで契約するとなると、無事契約ができるか不安という面や、SIMの差し替えや機種のデータ移行を自ら行う必要が出てきます。
その点楽天モバイルは格安SIMとしては2019年10月時点で584店舗と多くの店舗を構えています。
店舗で行う場合も、本人確認書類を持った上で契約を進める事が可能になりますので、ネットで契約するののが不安の場合は店頭で行っても良いのではないかと思います。