トーンモバイル(TONEモバイル)は、毎月のパケットを気にしなくて良い、パケット使い放題の格安SIMとなっています。
パケット使い放題/インターネット使い放題なので、トーンモバイル(TONEモバイル)は、今話題のカウントフリーSIMと勘違いされがちですが、無制限SIMに分類されます。
カウントフリーSIMの場合だと対象のアプリケーションだけがパケットを消費せず使い放題となっています。
その点、トーンモバイル(TONEモバイル)は、全てのインターネット通信がカウントされないので、どのアプリケーションでもパケットを気にせず利用することが可能になります。
しかし、TONEモバイルの評判や口コミでよく言われている、通信速度の遅さがデメリットとなります。
トーンモバイル(TONEモバイル)の公式サイトでも、500kbps〜600kbpsの通信速度とハッキリ記載されています。最近は回線増強により、通信速度は速く安定するようになり、混雑しやすい時間帯を除けば1Mbps以上出るようになっています。(好条件であれば10Mbps出ることもあります。)
インターネットが使い放題で毎月1,000円/1,500円から格安で維持できるので通信速度が遅くでもしょうがないような気もします。通信速度を求めなくても良いユーザー(小学生、中学生、高校生、高齢者)には、良いのかもしれません。
それで今回は、皆さんが気になるトーンモバイル(TONEモバイル)の通信速度などについて説明していこうと思います。
TONEモバイルは、子供やシニア、保護者の母親で通信速度を求めなくて良いユーザーには、人気のある格安SIMです。
高速チケットを利用すれば、高速通信でインターネットを使うことができるので、工夫して利用すれば格安でスマートフォンを維持できるようになります。
トーンモバイル(TONEモバイル)の通信速度が気になる人、高速チケットの詳細や便利な使い方など気になる人は参考にしてみて下さい。
TONEモバイルはインターネット通信は無制限だけど中速通信!通信速度について!
格安SIMの特徴と言えば、大手キャリアのau/ドコモ/SoftBankよりインターネットの通信速度は劣るけど格安でスマートフォンを持てることでしょう。
一刻一秒を争うビジネスマンでなければ、格安SIMでも十分なことが多いです。
また、会社でスマートフォンを支給されているのであれば、プライベートのスマートフォンを格安SIMにしておけばいいですよね。
スマートフォンを支給されていない人でも、自宅でwi-fiに繋げて高速通信ができればいいやって人にもオススメできます。
そして、トーンモバイル(TONEモバイル)は、格安SIMの中でも通信速度を求めていない層をターゲットにして回線を提供しています。
通信速度を求めていない層だと、子供(小学生/中学生/高校生)や、子供の母親、高齢者です。
トーンモバイル(TONEモバイル)では、他の格安SIMより子供向け、高齢者向けのサービスを充実させ、格安で回線を提供しています。
パケット使い放題/インターネット使い放題にしておけば、子供や高齢者がパケットを使い過ぎて高額請求される心配もないので、保護者からすると安心ですし、いちいちパケットを確認しなくてもいいので楽です。
後、トーンモバイル(TONEモバイル)はサブ機としても有能で、テザリングが無料で使えます。
パケット使い放題/インターネット使い放題なので、テザリングとも相性が抜群です。
多少通信速度が遅くても、外出先で軽くWEBページを見て作業する分には全く問題ないです。
タブレットなどの端末も使えるようになるので、自宅にwi-fiがない人も、タブレットをインターネットに繋げることもできます。
TONEモバイルと他社の無制限SIMを速度比較してみた!
トーンモバイル(TONEモバイル)の通信速度は500kbpsから600kbpsと記載されています。
大手キャリアで通信制限になった時の通信速度(128kbps)と比べると約4倍の速度が出ていることになります。
実際に使ってみないとわからないと思いますが、他社の無制限SIMの通信速度比較は気になる人が多いので表でまとめてみました。
500kbps=0.5Mbps
携帯会社 | 通信速度 | 毎月の料金 |
---|---|---|
TONEモバイル | 0.5Mbps〜0.6Mbps | 1,000円or1,500円 |
UQモバイル(データ無制限プラン) | 0.5Mbps | 1,980円 |
楽天モバイル(ベーシックプラン) | 0.2Mbps | 500円 |
mineo(mineoスイッチ) | 0.2Mbps | 700円 |
インターネット通信無制限だけで比較してみると、トーンモバイルは速い方と言えるでしょう。
UQモバイルとは、同じくらいの通信速度ですが、毎月の料金を比べると、コスパ良いのはトーンモバイル(TONEモバイル)になります。
ただ、この表の速度は各社の公式サイトに記載されているベストエフォート(理論値)であり、住んでいる地域や、その日の天候などによって変動します。
つまり、あくまでも目安です。
実測の通信速度は!?時間帯によっては10Mbps以上出る!?
トーンモバイル(TONEモバイル)の通信速度を実際に測ってみました。
時間帯 | 下りMbps |
---|---|
6時 | 12.63Mbps |
8時 | 5.22Mbps |
12時 | 3.80Mbps |
12時半 | 0.62Mbps |
15時 | 9.55Mbps |
18時 | 3.52Mbps |
22時 | 7.58Mbps |
24時 | 12.51Mbps |
トーンモバイル(TONEモバイル)の実測の感想は、思ってたよりインターネット通信速度が速かったことです。
ただ、皆さんがインターネットを利用する時間帯、朝の通勤ラッシュの時間帯や、お昼休み時間帯、夕方の帰宅ラッシュの時間帯では、通信速度が劇的に遅くなっています。
お昼休みの時間帯では、12時と12時半ではかなりの差が出ました。やはり、お昼休みの時間帯は、wi-fiに繋げたり、スマホを使わないなどの対策をする方がいいでしょう。
混雑しやすい時間帯を除けば、結構安定していますね。
トーンモバイル(TONEモバイル)の公式サイトでは、500kbps〜600kbpsと記載されていますが、現在ではインターネット回線の増強のおかげで、混雑しない時間帯を除けば1Mbps以上は出るようになり安定しています。
特に0時から6時までの時間帯では、10Mbps以上の通信速度を期待できそうです。
何度も言いますが、インターネットの通信速度は、住んでいる地域や天候によって左右されます。
あくまでも、目安としましょう。
実際に契約してみないと、体感的にも通信速度はわからないです。
2017年3月1日から3日間の制限はなし!
格安SIMには2つ速度制限があります。
- 毎月の基本容量(パケット)を使い切ると速度制限
- 3日間一定のパケットを使うと速度制限
特に格安SIMを契約する時に気をつけないといけないのは、2つ目の『3日間一定のパケットを使うと速度制限』です。
毎月の基本容量を全て使い切っていなくても、3日である一定のパケットを使うと速度制限になるので厄介なシステムです。
そして、トーンモバイル(TONEモバイル)は2017年2月28日以前まで、3日間で300MB以上利用すると速度制限(200kbpsくらい)になるようになっていました。
ですが、2017年3月1日からは、制限は廃止され3日間の速度制限は廃止になりました。
最近では、トーンモバイルのように、3日間のある一定以上のデータ容量の消費に対する速度制限を廃止している格安SIMも多くなってきましたが、まだ現在でもこのような制限が設けられている格安SIMもあるので覚えておきましょう。
TONEモバイルはバースト転送機能なし!
バースト転送と言うのは、初速だけ高速通信と同じ速さでインターネット通信ができる機能です。
初速だけ高速通信で、その後は低速通信になります。
YouTubeの動画のように継続してインターネット利用する通信には、向いていませんが、WEBページなどの軽いアクションであれば、初速だけの通信でなんとかなってしまうことがあります。
この便利なバースト転送ですが、中速無制限のトーンモバイル(TONEモバイル)にはありません。
初速も、その後もインターネットの通信速度は変わりません。
mineo(マイネオ)のようにバースト転送機能がある格安SIMもあるので、今後に期待ですね。
TONEモバイルの中速通信でできるアクションは何がある!?
先ほども説明したように、住んでいる地域や天候が最適な状態であれば、朝の通勤時間、昼休み時間、ゴールデンタイムを除けば1Mbps以上でるようになっています。10Mbps以上も出ることもあります。
ここからは、TONEモバイルの中速通信で可能なアクションは何なのかについて説明していきます。
WEBページ
画像が盛り沢山なWEBページだと、画像の読み込みに時間がかかります。
画像の少ないページだと、スムーズに利用することができます。私のような1ページを熟読するような人だとストレスに感じることはないでしょう。
画像の多いWEBページを何度も開く人には多少イライラするかもしれないので注意しましょう。
Googleマップ
ストリートビューや航空写真の表示をしない、地図だけの表示であれば、最初の読み込みに若干時間がかかりますが、普通に使うことができます。
LINE
LINEのテキストだけの送受信だと、ストレスフリーで利用することができます。
容量の大きい画像の受信だと画像の読み込みに時間がかかったり、送信の場合だと送信に時間がかかったりします。
テキスト中心の人は特に気にする必要はないでしょう。
その他-SNS
TwitterやFacebook、InstagramなどのSNSは、読み込みに多少時間がかかったりします。
Twitterだと、画像や動画の表示に時間がかかります。
画像が多いInstagramが意外と、画像の表示が速かったです。
ですが、昔までの投稿までの読み込みだと時間がかかります。
YouTube
YouTubeを再生するには最低1Mbps以上が必要だと言われています。
トーンモバイル(TONEモバイル)で、住んでいる地域や天候が最適な状態であれば、朝の通勤時間、昼休み時間、ゴールデンタイムを除いたら1Mbps以上でます。10Mbps以上も出ることもあります。
500kbps〜600kbpsの通信速度だと、一番小さい144pまで画質を落としても再生が厳しいでが、10Mbpsくらい出る夜の視聴だとある程度は快適に視聴できます。
ただ、長い動画になってくると厳しい感じです。YouTubeをガッツリ見ない層には十分でしょう。
TONEモバイルで通信速度が遅く感じた時の対処法について!
トーンモバイル(TONEモバイル)で通信速度を速くする方法は2つあります。
- wi-fi接続をする
- 高速チケットを利用する
wi-fi接続をする!外出先で公共の無線LANを利用したならWi-Fiオプションを追加しよう!
トーンモバイル(TONEモバイル)を使っていても自宅のwi-fiに繋いでしまえば、wi-fiの通信速度になります。
高速通信を利用したい時は自宅にあるwi-fiに接続して高速通信でインターネットを楽しみましょう。
TONEモバイルのWi-Fiオプションについて!
トーンモバイル(TONEモバイル)には『Wi-Fiオプション』と言う追加オプションがあります。
このオプションは、株式会社エコネクトと連携して提供しているオプションで、全国の1万5千以上のカフェ/飲食店/ホテルなどの箇所でWi-Fiを安全に高速で使えるサービスになります。
月額料金は362円になっています。
もし、自分がよく利用するカフェや飲食店があれば、登録してもいいかもしれませんね。
気になる方は、以下のサイトからよく行くお店がないか検索してみましょう。
TONEモバイルの高速チケット利用する!
TONEモバイルの高速チケットを利用すれば、通信速度を速くすることができYouTubeなどの重い通信でも問題なく視聴することができます。
高速チケットを利用した時の通信速度は、住んでいる地域や時間帯、天候によって左右されますが、混雑し易い時間帯でも4Mbpsくらいは出ます。
インターネットが通信が混雑しない時間帯だと、もっと通信速度が出ます。
普通にトーンモバイル(TONEモバイル)を利用するより、通信速度が出るので、どうしても高速通信で利用した時に利用しましょう。
TONEモバイルの高速チケットの金額は?
TONEモバイルの高速チケットは1GB300円で購入することができます。
この金額は高いのか気になる人もいると思うので大手キャリアのパケットチャージと見比べてみましょう。
- au 1GB・・・1,000円
- ドコモ 1GB・・・1,250円
- SoftBank 1GB・・・1,000円
大手キャリアのau、ドコモ、SoftBankのパケットチャージに比べると約3分の1で購入することができます。
高速チケット購入分は、毎月の料金と合算して請求されます。
高速チケットの有効期限は?
残念ながらトーンモバイル(TONEモバイル)で購入した高速チケットには、有効期限があります。
有効期限は購入してから31日間が有効期限で、それまでに使い切らないとパケットが消滅します。
なので、1GBずつ購入することが最善の策でしょう。
高速チケットは1ヶ月に10GBまで!?
トーンモバイル(TONEモバイル)の高速チケットは1ヶ月に10GBまでしか使えないようになっています。
流石に10GB以上まで利用する人はいないと思いますが、覚えておくといいでしょう。
TONEモバイル高速チケットの購入方法や便利な使い方などについて!
TONEモバイル高速チケットの購入や利用は「マイプラン設定」から行います。
TONEモバイルの高速チケット購入方法
TONE端末を利用している人は「マイプラン設定」アプリがあるのでタップし「チケット購入」をタップします。
iPhoneを利用している人は「TONE SIM」アプリから「マイプラン設定」をタップし「チケット購入」をタップします。
そして確認画面が表示され再度「チケット購入」をタップすることで高速チケット購入完了です。
TONEモバイルの高速チケットの使い方
高速チケットの利用方法は簡単で、「マイプラン設定」から高速方向に移動させるだけです。
「SiLK Sense」機能を利用すると便利!
マイプラン設定から、高速チケットを利用するか利用しないか簡単に設定することができます。
しかし、毎回ONにしたりOFFにしたりするのが面倒と感じる人もいるでしょう。
そんな人は「SiLK Sense」機能を利用しましょう。
SiLK Sense機能は、アプリケーション毎に、高速チケットを利用するかを選択することができます。
例えば、YouTubeや動画を見る時だけ高速チケットを使うなんてこともできます。
通信速度も気になるけどTONEモバイルの通信可能エリアはどうなっている?
トーンモバイル(TONEモバイル)は、ドコモの回線をレンタルしています。
ですので、トーンモバイル(TONEモバイル)の通信可能エリアは、ドコモと同じとなります。
【TONEモバイル】カウントフリーだけど通信速度は遅い!?YouTube動画は高速チケット利用すると快適 記事まとめ!
今回は、トーンモバイル(TONEモバイル)のインターネットの通信速度について説明していきましたが、どうだったでしょうか。
格安SIMもどんどん成長し、1・2年前と比べると、サービスや通信速度が改善されています。
トーンモバイル(TONEモバイル)も、回線を増強したおかげでかなり通信速度が出るようになりました。
それでも、みんながスマートフォンを使う時間帯では通信速度はかなり遅くなります。
そんな時は、wi-fiに接続したり、高速チケットを利用して対処するようにしましょう。
高速チケットを1GB(300円)で購入すれば外出中のwi-fiがない環境でもストレス無しでトーンモバイル(TONEモバイル)を利用することができます。
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