【全部で4つ】ワイモバイルの名義変更の種類と注意点を徹底解説

格安SIMだと名義変更できないと聞いたけど、ワイモバイルではどうなの?
子どもが大きくなったので、名義を子供に変えたいけどできるの?

このような疑問の今回はお答えしていきたいと思います。

ワイモバイルではほとんどのケースで名義変更できる

一般的な格安SIMは名義変更ができないケースが多いですが、ワイモバイルは名義変更や譲渡にも対応しています。

名義変更だけなら他の格安SIMでも対応していますが、譲渡にも対応している格安SIMの会社は少ないです。

ワイモバイルでは生活している上で発生する様々な名義変更に対応しています。
名義変更の種類によって料金や必要書類、来店が必要なのかなど対応が変わりますので、今回は各名義変更ごとに詳しく解説していきます。

ちなみにワイモバイルでは未成年であっても中学生以上であれば名義変更ができますので、お子さんの成長に合わせてスマホを持たせたいと考えている方にもピッタリです。

ワイモバイルでできる名義変更の種類は4つ

ワイモバイルで対応している名義変更の種類は全部で4つです。
名称は堅苦しいのですが、内容はいたってシンプルなので安心してください。

まず、4種類の内訳ですが

  • 譲渡
  • 承継
  • 改名・改称
  • 請求先名義変更

この4種類です。

それでは順番に解説していきます。

①【譲渡】親族や友達に名義をゆずる場合

譲渡は、親族や友達(第三者)へ現在の契約内容はそのままにゆずり渡す時にする手続きのことをいいます。

例えば、
・お父さんから息子へスマホをゆずり、契約名義も息子の名前にしたい時
・今の契約のまま友達にゆずり契約名義もあなたから友達に変えたい時

このような場合には譲渡の手続きが必要になります。

一般的な名義変更のイメージがこの譲渡になります。

②【承継】契約者がなくなりそのご家族が引き継ぐ場合

こちらは契約者がなくなった場合にのみ使用する名義変更です。
ご家族の方が亡くなった場合、携帯の契約を解約するか名義変更する必要があります。

亡くなられた方の契約を引き継ぐ必要がある場合はこの承継の手続きが必要になります。

特に必要ない場合は承継ではなく、解約になります。

③【改名・改称】契約者本人の名前が変わった場合

こちらは契約者本人の名前が変わった際に行う名義変更です。

主に、結婚や離婚などで名前が変わる場合に必要になる手続きです。

これは経験する人が多いのではないでしょうか。

④【請求先名義変更】請求先に変更がある場合

契約名義はそのままで、請求先だけ変更したいという場合に行う変更です。

例えば、
・お父さんの名義のままで息子が大きくなったので、息子の口座から引き落としをかけたい。

このような場合に必要になります。

名義変更4種類の注意点と必要書類一覧

4つの名義変更の種類はご理解いただけたと思いますので、次にそれぞれの注意点を解説していきます。
ほとんどの場合無料で手続きできますが、譲渡だけ3,000円手数料がかかりますので注意が必要です。

譲渡を行う際の注意点と必要書類

譲渡を行う場合、譲渡する人とされる人の2名でショップへ行く必要があります。
家族ではなく友人などに譲渡する場合にどうしても都合が合わない場合は『委任状』をもっていけば手続きは可能です。

委任状はワイモバイルのHPにありますので、ダウンロードしておきましょう。

譲りうける人に直筆で記入してもらう必要があるので注意しましょう。

譲る人と譲り受ける人双方が本人である確認が必要なので、本人確認書類が必要になります。

本人確認書類は一般的なものでOKなので、免許証やパスポートがあれば問題ありません。
保険証や住基カードの場合はそれとは別に補助書類が必要になります。
(※補助処理は住民票か公共料金の領収書)

譲渡した後の毎月の支払い方法を決めないといけませんので、クレジットカードか口座番号がわかるもの(キャッシュカードか通帳)とお届け印が必要になります。

譲り受ける人は必ず持参しましょう。用意していないと手続きができませんので、またショップへ足を運ぶことになります。

最後に、譲渡の手続きには手数料が3,000円かかりますので覚えておきましょう。

承継を行う際の注意点と必要書類

承継の場合も譲渡と同様に、ショップでの手続きが必要になります。

承継は譲渡と違い手数料はかかりません。

親族がなくなった場合の名義変更になりますので、契約者が死亡したことを証明できる書類を持参する必要があります。

支払い方法も、引き継ぐ人の名義に変える必要があるのでクレジットカードか口座番号がわかるものとお届け印を持参のうえでショップへ行きましょう。

改名・改称を行う際の注意点と必要書類

改名・改称は本人の名前が変わる場合の変更手続きなので、本人のみで手続きが完了します。ちなみにこちらも手数料はかかりません。

郵送でも手続きができるので、わざわざショップへ行くのがめんどうという人にはうれしいポイントですね。

名前を変更したという証明が必要なので、免許証、戸籍謄本、保険証などの書類をひとつ持参する必要があります。

また、本人が忙しくどうしても手続きができないという場合にはご家族が代わりに手続きをすることも可能です。

しかし、代わりに行く人の本人確認書類や家族だということが証明できるもの、契約者の名前が変わったということが証明できる書類(免許証など)を持参する必要があるので少し手間がかかります。

本人がショップに行けない場合は郵送の方がいいかもしれません。

郵送の場合はワイモバイルのカスタマーセンターへ連絡し申請書を送付してもらいそれを送り返すことで手続きが完了します。

ただ、戸籍謄本の原本と免許証などの本人確認書類のコピーを同封する必要があります。

免許証を持っていくだけでいいので、ショップへ本人が行くのが一番簡単ですね。

請求先名義変更を行う際の注意点と必要書類

最後に請求先の名義変更ですが、こちらもお1人の来店だけで手続きできます。先ほどと同様に手数料はかかりません。
変更になる支払い名義人ではなく、契約の名義人が来店することで手続きが完了します。

契約者の本人確認書類と、支払名義人同意書、家族と証明できる書類、口座番号がわかるものとお届け印が必要になります。
(※支払名義同意書はワイモバイルのHPでダウンロードできます。)

家族の証明は同一住所に住んでいるかが確認できればいいので、契約者本人の免許証と支払い名義人の免許証があれば住民票などは必要ありません。

逆に免許証などがない場合は、全員分の名前が載っている住民票を用意してしまったほうが簡単かもしれません。

請求名義の変更に関しては契約者本人がショップへ行けない場合は家族が代理で手続きすることができます。

先ほどの必要書類と、委任状があれば手続き可能です。

解除されてしまう可能性があるサービスとその他注意点

最後に名義変更を行った場合に解除されてしまう可能性があるサービスについても解説していきたいと思います。

主に解除されてしまうサービスは下記の7点です。

  • おうち割
  • My Y!mobile
  • 紙・点字の請求明細
  • お支払方法(口座振替、クレジットカード)
  • 位置情報サービス、ハートフルサポート
  • 暗証番号、通話明細、請求書送付先の変更と統合
  • 一定額ストップ

イメージとしては各サービスが個人に紐づいているので、名義を変えた時点で解除されてしまうということです。

ほとんどの場合月額料金に影響するようなものはないので、問題ないですが『おうち割』だけは注意が必要です。
おうち割はワイモバイルの携帯を所持しており、家のネットがSoftbankの場合に1台あたり1,000円携帯料金が安くなるサービスです。

家族に名義を変更する場合は問題ありませんが、友達など(他人)に譲渡する場合は翌月から1,000円料金が上がることになります。

譲渡をする場合には、そのあたりも含めて今のタイミングで行うべきなのかを検討されるといいでしょう。