このページではahamoからmineoに乗り換える方法と注意点をまとめています。
ahamoからmineoに乗り換えが不安な方は参考にしてみて下さい。
ahamoからmineoに乗り換えるときの注意点
ドコモの現時点では主力プランとなったと言っていいahamo、従来型の大手キャリアのプランよりも割安感があるサービスとなっています。そのahamoからmineoのプランに乗り換える際に注意した方が良い点をまとめていきます。
https://ahamo.com/index.html
端末の残債
現在は回線の契約なしでもドコモからスマートフォン本体の購入が可能になっているようですが、分割払いで端末を購入する形態によってはプラン解約の際に分割代金の残債の一括での支払いを求められる可能性があります。
端末を使い始めて日が浅い場合にはそれなりの金額になることがありますので、購入したときの契約の形をしっかり確認しておきましょう。
キャリアメール
ahamoは基本的にはキャリアメールサービスがありません。ですが裏技的に「キャリアメール持ち運び」サービスを活用すると、キャリアメールの利用もできます。
https://www.docomo.ne.jp/service/docomo_mail_portability/
ただ、このサービスはmineoに引っ越し以降もそのまま有効になるはずですので、ahamoからmineoへの引っ越しの際にはこの点に気をつける必要はありません。
プラン選択(≒回線のキャリア選択)
ahamoで使っていた端末をmineoに移行後も使い続けたい場合には、mineoでは「Dプランを選択」しましょう。大手キャリア間ではそれぞれ使っている電波帯(バンド)が異なり、キャリアが販売する端末はそれぞれのキャリアが使うバンドに最適化されていますから。
引っ越しの際に端末を一新するのであればどのプランでも、端末とキャリアを揃えれば大丈夫です。SIMロックフリーのグローバル端末をチョイスするのであれば、Dプラン、Aプラン、Sプランのいずれでも大丈夫です。
より費用を抑えるには
mineoのマイピタは、ahamoの一般プランと同じ通信データ量20GBに10分間かけ放題オプションを付けてもahamoよりも少しおトクな利用料金になっています。このためahamoからの乗り換えでの際には何も考えずに「マイピタ」の20GBプランを選んでしまっても大丈夫です。
https://mineo.jp/price/
ただ、ここからさらに毎月の利用料金を抑えることも可能です。それぞれのユーザーのネット利用の仕方には依存しますけれども。
まず1点目としては、電話をかける機会が少ないユーザーはかけ放題オプションを付ける必要は薄いです。このため、通話可能なプランを選ぶとしても月々の利用料金は2,178円に抑えることができます。
あとは普段のネットのサービス利用において「本当に高速通信が必要かどうか」を確認してみるといいでしょう。
例えば、YouTubeの動画をたくさん見るためとか、ストリーミングの音楽配信サービスの利用頻度が高いからといった理由で通信データ量をたくさん使っているユーザーなら、「実は高速通信へのニーズはあまり高くなかったりします」。
もちろん高画質の動画配信を見ると際限なく通信データ量を食ってしまいますが、スマートフォンの物理的なサイズが小さな画面であれば、実は「高画質動画を再生する意味はあまりない」のです。高解像度の動画でも実際には細かいところまで見えませんからね。
YouTubeの標準画質でも十分に満足出来る見栄えになるはずです。
音楽のストリーミングサービスならば尚のこと。実効通信速度が「500kbps」も出ていれば十分な音質で音楽を楽しむことができます。
mineoでは「パケット放題Plus」というオプションが使えます。月385円プラスすることで「1.5Mbps」での通信がし放題になります。低速モード、速度規制がかかった状態の通信速度が1.5Mbpsまでアップすると考えてもいいです。
高速通信を切ってこのモードで通信する分には「月々の通信データ量を消費しない」のです。
https://mineo.jp/service/data/packet-free/
ですので、本当に高速通信が必要な使い方を限定出来るユーザーは、より小さい通信データ量のプランにパケット放題Plusオプションを付けることで十分な使い勝手をお手頃価格で実現出来る可能性があります。
また、高速通信がほとんど必要ないユーザーであれば、高速通信がないけれども1.5Mbpsでの通信が行ない放題になる「マイそく」スタンダードプランもあります。こちらなら月々の利用料金はわずか990円。
ご自身のスマホの使い方をじっくり再確認してみる価値はしっかりあると思いますよ。乗り換えの際にそのあたりをチェックしてみるのもいいでしょう。
ahamoからmineoに乗り換える方法(MNPワンストップの例)
ではmineoにMNPワンストップで乗り換える手続きを順番に確認していきます。
MNPワンストップを利用する場合には事前に元のキャリア側でMNPの予約番号を取る必要がありません。ですので移転までの手続きは基本mineo側の操作だけで完結出来ます。元のキャリア側の解約処理も自動的に行なわれるようになっています。
まず、mineo公式サイトのトップページ右肩にある「お申し込み」ボタンをクリックしましょう。
https://mineo.jp/
すると申し込み用のページにジャンプ。まずは申し込みに必要な情報のチェックリストが表示されます。
https://mineo.jp/apply/
確認後「お申し込み手続きへ」ボタンをクリックしてください。
次に遷移するページでは契約内容の主な部分をチョイスします。
・スマホ本体をいっしょに購入するかどうか
・SIMカード種別
・回線のキャリア
・音声通話あり/なし
・コース選択(マイピタ/マイそく)
・主要オプション選択
選択後「次に進む」ボタンをクリックしましょう。
次のページでプラスαのオプションサービスを選びます。
パスケットや提携サブスク動画サービスのオプションなどはここで選択しましょう。
選択後こちらも「次に進むボタン」をクリック。
次のページではおともだち紹介プログラムや、Amazonなどで購入出来るエントリーコードの利用設定を行います。
さらに次のページでいよいよMNP関連の情報の入力を行なうことになります。MNPするなら「現在ご利用中の電話番号を引き継ぐ」にチェックを入れましょう。MNPワンストップを使う場合にもここでチェックを入れます。
ちなみに先にMNP予約番号を取ってしまった場合には「MNPワンストップは使えなくなります」ので、予約番号を入力する方のオプションを選びましょう。
さらに移転元のキャリア、移転元で使っていたサービスをメニューから選択。
必要な情報を入力後「次に進む」ボタンをクリックします。
次のページで以下の個人情報を入力します。
・契約者の氏名
・性別
・生年月日
・住所
・電話番号
・連絡用メールアドレス
・eoIDを新規登録する場合にはここでIDとパスワードを設定
個人情報は「本人確認書類の記載内容と同一である必要」がありますので注意してください。
さらに利用するのが契約者本人かどうかと利用者の職業を選択します。
これらの情報に加えてmineoから送られるメールの種別を設定出来ます。
必要情報を入力して「次に進む」ボタンをクリックしてください。
次のページで料金の支払い用クレジットカード情報を入力。
さらに次のページで本人確認を行なって契約完了となります。
ちなみに、eSIMを選択した場合には、本人確認をeKYC(オンライン本人確認)を利用して行なうことになります。
この手続きで、eSIMならば即時発行。物理的なSIMカードでも順調に進めばその日のうちにカードが発送されるはずです。