irumoからmineoに乗り換える方法と注意点のまとめ!!
irumoからmineoに乗り換える際に注意すべき点
ドコモの新プランirumoは現在大々的にテレビなどでもCMを行なっています。従来のギガホライトなどに変わるプランとして設定された主に小容量ユーザー向けのサービス内容となっています。
https://irumo.docomo.ne.jp/index.html
ドコモ光など特定のサービスとの併用のように、ユーザーの利用方法がピタッとはまるとすごくお得な料金で利用ができる仕組みになっています。ですがその前提条件は割と面倒くさく、「素の」利用料金自体にはむしろ割高感がある設定です。
このためより分りやすくお得なキャリア、プランへの移行を検討するユーザーもいらっしゃるでしょう。この記事ではirumoからmineoの各プランへの移行方法とその際の注意点をまとめていきます。
端末の残債
まず最初に注意しておきたいのはirumo利用の際にスマートフォン本体をドコモから分割払いで購入しているケースです。この場合、irumo解約の際にスマートフォン本体の分割払いの残債を、基本的には「一括で請求」される可能性があります。
ただ、残価設定ローンのような「いつでもカエドキプログラム」など分割払いでもちょっと条件が異なる購入方法もありますので、スマートフォン本体の代金支払いに関してはあらかじめドコモに確認をしておく方が良いでしょう。
スマホ本体は上位機種になると価格的にもかなりのプライスタグが設定されていますから、ローン残債にはキチンと注意を払っておきましょう。
mineoのプラン選択に関して
mineo側のプラン選択の際には、ユーザーが使おうと考えているスマートフォン本体の素性が影響する点にもちょっと注意が必要です。
mineoはドコモ、au、ソフトバンクの回線が選べる格安SIMサービスとしても注目を集めるブランドになっていますが、このポイントが使うスマホの影響を受けることになります。
mineoへのお引っ越しを機会にしてスマホ本体自体も乗り換えるのでしたら特に気にする必要はありません。mineoから新機種を購入するか、AmazonなどのECサイトでSIMロックフリーの「グローバルモデル」を購入してもらえばOKです。
このケースでは、Dプラン、Aプラン、Sプランのどれを選らんでもスマホ本体は問題なく利用出来ます。
irumoで利用していたスマホをそのままmineo移行後も利用したいときにはちょっと注意が必要です。
使っていた端末がドコモから購入したもの「でなければ」注意は不要ですが、ドコモ用に調整された端末の場合にはmineo側でもドコモ回線を使う「Dプラン」を選ばないといけません。
これはドコモから提供されるスマートフォンは基本的にドコモ回線で使用するバンド(電波帯)向けに「カスタマイズ」が行なわれているからです。多くのドコモ向けスマホはauやソフトバンクが持っているバンドは一部しか対応しておらず、通信速度が出なかったり接続状態が劣化することになります。
https://www.docomo.ne.jp/product/sc51d/spec.html?icid=CRP_PRD_sc51d_to_CRP_PRD_sc51d_spec&dynaviid=case0012.dynavi
中古のスマートフォンを利用する時にも同じことが言えますので、どこのキャリアから出ていたモデルなのかは必ずチェックしましょう。
SIMロックを外してあっても状況は変わりません。ドコモのスマホでmineoのAプランを利用出来なくはありませんが、通信速度や接続性の点でサービス内容が低下することになります。
キャリアメールの扱い
ドコモの従来プランからのMNPですとmineoに引っ越し後にドコモのキャリアメールをどうするかを考えないといけませんが、irumoはahamo同様に標準ではキャリアメールが使えません。このためirumoでドコモのキャリアメールを利用している方は「ドコモメール持ち運び」サービスを使っていると思います。
これは携帯電話プランとは独立したサービスのはずですので、irumoからmineoに移行後もそのまま使えるはずです。
mineoのプラン選択とスマホ本体の関係
前の節でも触れましたがmineo移行後に使うスマートフォンによってmineoで選ぶプランを切り替える必要があります。
ドコモ向けのスマートフォンを移行後も使い続けるならばmineoでは必ず「Dプラン」を選んでください。引っ越しを機にグローバルモデルのスマホに買い換えるならmineoのプランはDプラン、Aプラン、Sプランのいずれを選らんでも大丈夫です。
5G通信の最高性能を引き出したい/引き出す必要がある方は、Dプラン+ドコモモデルのスマホを使う必要があります。(auモデル+Aプラン、ソフトバンクモデル+SプランでもOK)
5G回線で最も高速な「ミリ波」のバンドに対応するのは、それぞれのキャリアスペシャルのモデルのことが多いのです。
mineoに乗り換える方法(MNPワンストップの例)
ではmineoにMNPワンストップで乗り換える手続きを順番に確認していきます。
MNPワンストップを利用する場合には事前に元のキャリア側でMNPの予約番号を取る必要がありません。ですので移転までの手続きは基本mineo側の操作だけで完結出来ます。元のキャリア側の解約処理も自動的に行なわれるようになっています。
まず、mineo公式サイトのトップページ右肩にある「お申し込み」ボタンをクリックしましょう。
https://mineo.jp/
すると申し込み用のページにジャンプ。まずは申し込みに必要な情報のチェックリストが表示されます。
https://mineo.jp/apply/
確認後「お申し込み手続きへ」ボタンをクリックしてください。
次に遷移するページでは契約内容の主な部分をチョイスします。
・スマホ本体をいっしょに購入するかどうか
・SIMカード種別
・回線のキャリア
・音声通話あり/なし
・コース選択(マイピタ/マイそく)
・主要オプション選択
選択後「次に進む」ボタンをクリックしましょう。
次のページでプラスαのオプションサービスを選びます。
パスケットや提携サブスク動画サービスのオプションなどはここで選択しましょう。
選択後こちらも「次に進むボタン」をクリック。
次のページではおともだち紹介プログラムや、Amazonなどで購入出来るエントリーコードの利用設定を行います。
さらに次のページでいよいよMNP関連の情報の入力を行なうことになります。MNPするなら「現在ご利用中の電話番号を引き継ぐ」にチェックを入れましょう。MNPワンストップを使う場合にもここでチェックを入れます。
ちなみに先にMNP予約番号を取ってしまった場合には「MNPワンストップは使えなくなります」ので、予約番号を入力する方のオプションを選びましょう。
さらに移転元のキャリア、移転元で使っていたサービスをメニューから選択。
必要な情報を入力後「次に進む」ボタンをクリックします。
次のページで以下の個人情報を入力します。
・契約者の氏名
・性別
・生年月日
・住所
・電話番号
・連絡用メールアドレス
・eoIDを新規登録する場合にはここでIDとパスワードを設定
個人情報は「本人確認書類の記載内容と同一である必要」がありますので注意してください。
さらに利用するのが契約者本人かどうかと利用者の職業を選択します。
これらの情報に加えてmineoから送られるメールの種別を設定出来ます。
必要情報を入力して「次に進む」ボタンをクリックしてください。
次のページで料金の支払い用クレジットカード情報を入力。
さらに次のページで本人確認を行なって契約完了となります。
ちなみに、eSIMを選択した場合には、本人確認をeKYC(オンライン本人確認)を利用して行なうことになります。
この手続きで、eSIMならば即時発行。物理的なSIMカードでも順調に進めばその日のうちにカードが発送されるはずです。