タイトルのような検索が最近でも行なわれるケースがそれなりにあるようです。
この件、実際の所はどうなんでしょう??
まず最初に結論だけ書いてしまいますと、今のmineoの運営には問題はありません。
この辺りの噂レベルの情報の原因になったかもしれないものなど、mineoや格安SIMサービス界隈の状況をザックリとまとめてみます。
mineoで端末が使えなくてヤバい!?
mineoを契約する前に、端末が使えるか確認するようにしましょう。
mineoに限らず格安SIMを契約する際には、動作確認端末なのか調べましょう。
公式サイトで一発で調べることができます。
現在は堅調に推移
冒頭でも一言書きましたが、現時点のmineoの運営は堅調に動いて行っています。
収支の黒字化も出来ていますし、ユーザー数も安定したレベルを維持しています。
普段の通信状況においても大きなトラブルもなく従来通りの利用が出来ています。
安心してmineoを利用できます。
疑念の原因になったのはこの辺り?
確かに一度、mineoもある年度の決算で赤字を計上したことがあります。
ただ、それは2018年度のお話です。
確かに一度、2019年4月前後にニュースにもなりました。ですが、現在は既に収支も改善されています。
安定した運営を続けているはずです。
現在も格安SIMサービス界隈の状況は色々と厳しく業者の淘汰も未だ進む状況にはありますが、現時点で特段mineoの運営に問題は生じていないと思います。
なぜこのタイミングでタイトルのような検索が現在も行なわれているのか、著者個人としてはちょっと不思議な感じを持ちますね。
基本的に格安SIMサービスの運営は厳しい
2019年ごろmineoの事業環境が厳しさを増したのは事実で、その前後のタイミングでMVNO(格安SIM)業者の統廃合が一段と進んだことがありました。
MVNOは自社でモバイルネットワークの施設を持たずに回線を大手キャリアから借り受け、サービス維持に対して必要性の少ない資源を出来るだけスリム化することで、低価格な通信を実現するサービスです。
この仕組み上、どうしても大手携帯電話キャリアの経営方針等々に強く影響を受けます。
大手キャリアの価格に影響を受ける
一例としては、キャリア側が回線を貸し出す料金の設定が直接MVNOサービス側の料金体系や収支構造に響く業態です。
具体的な数字はもちろん一般のユーザーには見えてきませんが、キャリアがMVNOに回線を貸し出す料金の方は結構ギリギリを突かれている雰囲気で、MVNO側はユーザーに提供するサービスの品質・価格とそれを維持するための費用のバランスに苦心し続けています。
また、総務省がかなり強引に大手キャリアに料金値下げの圧力をかけ続けた関係で、4つのキャリアは従来ならばMVNOの価格レンジだったところまで基本料金を圧縮したプランを用意してきました。
この結果、大手キャリアではなくMVNOが大きなダメージを負うような施策になってしまっています。
MVNOはその仕組み上、大手キャリアと同じ通信品質を維持することは出来ません。
そこそこの通信品質を格安な料金で実現するようなサービスです。
auのPovoやドコモのahamoといったサービスが低価格で実現されると、MVNO側のプランの品質と料金のバランス設定はかなりシビアなものになってしまいます。
格安SIMの市場規模がそこまで大きくならなかった
登場当時はとても大きな期待を持って迎えられたMVNOのサービスですが、サービスの方向性や実効通信速度などの点から現時点までは市場規模はそこまで大きくはなかったようです。
メイン回線として完全にMVNOに乗り換えるユーザーは少なく、複数回線を使い分けるユーザーがサブ回線として運用するケースが多そうです。
結果、大きくはないパイをそれなりの数のMVNO業者が奪い合うような構造で、業者の統廃合もかなり進んでいます。
MVNOサービスを運営する会社の母体が大企業だから大丈夫、とも言えないのが難しいところではあります。
そういった大企業ほど、「損切り」の際の動きは迅速ですから。MVNO事業の採算が取れなければ、事業自体を本社から切り離して売却、等々の動きはいつでも起こりうることです。
完全にサービスが消え去ったMVNOは実は少ない
MVNOのサービスが可能になった直後は携帯料金引き下げの鍵となるサービスとしても大きく注目を集め、たくさんの会社がこのサービス提供に乗り出しました。
ですが現実の状況は色々と厳しく、登場当初と比べると現時点で継続されているサービス数は大幅に数を減らしています。スタート当初は明らかに過当競争でしたからね。
ただ、完全にサービスが消え去ってしまってMVNOでの携帯ネットワークが全く利用出来なくなった、といったサービスは実は少ないかもしれません。
多くの場合、事業継続が不可能と判断した会社も、事業等を他社に譲渡して結果的にサービスが継続するケースが多くなっているからです。
もちろん、他社運営に切り替わった後はサービスや料金体系等々、様々な利用条件は移行後のサービスに統合されていきますが、いきなり「明日から携帯ネットワーク使えません」、という状況に陥ってしまうリスクは少ないと思います。
もちろん100%確実に継続可能とは言い切れないですが。
大手キャリアが格安プランを打ち出している今でも、使い途によってはMVNO側のサービスの方が上手くマッチするパターンもしっかり残っています。
上手に使い分けてお得にネットを利用しましょう。
mineoがやばいと言われている?
mineoが「やばい」と言われているのかTwitterで探してみました。
mineoやばい口コミ・その1
マイネオの支払い方法変更がネットで出来なくなってた😭😭
郵送でのみ受付可で送料は客負担😡💢
嘘やろ? どうしたマイネオ やばいんか?🤔
#mineo pic.twitter.com/xNRI6aPtva— ひらた@全自動くるら~ (@kh4dan) December 25, 2022
これ私自身も困っているんですよね。
以前までは、mineoのマイページでクレジットカードを変更することがでてきていました。
今では、郵送のみでの変更となっています。
mineoの契約後に、違う名義のクレジットカードが利用できたから?かなと思います。違う名義のクレジットカードが使えないように対策したのかなと思います。
mineoやばい口コミ・その2
今月パケット余すぎてやばい。mineoの人だれか3GBくらい要らない?? pic.twitter.com/3VhTb8m6Pu
— 太陽 (@takumataro) June 3, 2020
mineoユーザーあるあるですね。mineoにパケットを節約できるサービスがたくさんあります。
あまりにもパケットが余って面倒な時はフリータンク預けたりしています。
mineoやばい口コミ・その3
サブ端末のSIMはラインモバイルで『500MBまで無料』キャンペーン使ってたんだけど、終了に伴いmineoへ。
やばい、1.5Mbps使い放題プランが最強過ぎる。速度なんてこれで充分なんだよ。メイン端末はUQモバイル使ってるんだけど、こちらもmineoにすっかも。使用量気にせず使えるのはストレスフリーね pic.twitter.com/J1YMaKik3s
— トッティン・クイツキーⅡ世(‘A`)🍨🐼 (@totthy39) April 4, 2022
私自身もmineoのパケット放題の追加オプション「パケット放題Plus」を利用しています。
これは本当にやばいです。メインのSIMにパケット放題Plusオプションを追加しています。
1.5Mbpsの速度でインターネット使い放題となっています。
散歩中にYouTubeを視聴できたりと大活躍しています。
mineoやばい口コミ・その4
mineoにはパケット使い放題できる方法が2つあります。
追加オプションの「パケット放題Plus」
プランで込み込みの「マイそく」
マイそくは、990円で1.5Mbps・電話番号もあります。ただデメリットとして平日12時〜13時まで通信速度が32kbpsとなります
平日の12時〜13時にスマホを使う方には、やばいプランとなっています。wi-fiで接続して対策する必要があります。
私自身も契約していますが、1.5Mbpsの通信速度でインターネット使い放題(990円)は、かなり魅力的なプランだと思います。
音声通話SIMなので電話・SMSを利用できます。
マイネオ(mineo)がやばい?潰れる可能性がある? 記事まとめ
今回は格安SIMのmineoが潰れないか・ヤバい状況じゃないのかについて解説していきましたが、どうだったでしょうか。
mineoは、格安SIMの中でシェア率はトップ3に入っています。
ユーザー数も安定したレベルで、しっかり黒字化もできています。
なので、安心してmineoを契約し利用することができます。