毎月の料金が0円で話題の「povo」ですが、初期費用はどのくらいなのか気になりますよね。
毎月の料金が0円でも初期費用が高すぎると意味がないですよね、
なので、今回は、初期費用(事務手数料)などについて解説していきます。
povoの新規契約を検討している方は参考にしてみて下さい。
povoの初期費用(事務手数料)
povoはauの新料金プランと呼ばれていた、今や主力となった携帯電話プランと言っていいでしょう。
従来型の携帯電話プランに付いていたいろいろな付加サービスを徹底的に削ぎ落とすことで、ユーザーそれぞれの使い方に最適化した高コスパのサービス提供を狙ったプランです。
このpovoを契約するときの初期費用は現在は基本「無料」に設定されています。
この辺りはドコモのahamo、ソフトバンクのLINEMOなどと同じ条件になっています。
事務手数料、SIMカードの発行手数料ともかかりません。
https://povo.jp/spec/
この点に関してはコストパフォーマンスの高い携帯電話の新プランとして大手3社がプランを準備したときの状況をそのまま引き継いでいるからでしょう。
ただし基本線からちょっと外れる手続き等に関しては、会社ごとに手数料自体や各種適用条件に少し違いが出てきています。
povoの新規契約時の手数料は「基本」無料と書きましたが、無料が適用されるのは同一名義で5回線分の契約まで。
これを超えて6回線以上の契約を行なう際には「3,850円」の料金が発生します。(以前は3,300円でしたが、au系の事務手数料すべてが一括して値上げになっています)
https://news.kddi.com/kddi/corporate/newsrelease/2023/03/31/6638.html
また、SIMカード/eSIMの初回発行の事務手数料もゼロ円ですが、再発行が必要になったときにはやはり3,850円の利用料金が発生することにも注意しましょう。
ちなみにドコモのahamoでは回線契約時の手数料に関する回線数の縛りはないようです。SIMカードの初回発行は無料。再発行については通常のオンライン手続きだと1,100円、チャットサポートを受けると2,200円の設定となっているようです。この辺りでも少しずつキャリア間の違いが出始めているようですね。
- 初期費用:無料
- 事務手数料:無料
- SIM発行手数料:無料
- 6回線以降:有料(3,850円)
- SIMカード再発行:有料(3,850円)
povo2.0のサービスの特徴も少しだけ
povo登場時(今はpovo1.0と呼ばれるもの)はサービス内容自体もほぼドコモのahamoのスタンダードプランの完コピなものとなっていました。後追いになった関係もあってか、povo1.0の評判等はもう一つだった記憶があります。
ですがその状況を打開するためにauはpovoの大胆なアップグレードを打ち出しました。
バージョンアップしたpovo2.0ではワンプランの形態を止め、回線を維持するための最低限のサービスだけを持つ「ベースプラン」と高速通信のデータ量や通話オプションなどを有料の「トッピング」として分離しました。そしてユーザーが必要な時に欲しいトッピングだけを自由に付けられる仕組みを提供するようになりました。
https://povo.jp/spec/topping/list/
この大胆な変更が大当たりして今のpovoの人気があります。
最大のメリットはユーザーそれぞれが欲しいサービスだけを組み合わせた「独自のプラン」を組めることです。
スマートフォンでネットサービスだけを利用するユーザーなら有料の通話オプションは無駄に感じられるでしょうし、ガラホを通話特化で利用したいユーザーなら毎月の通信データ量はほとんど使わずに捨ててしまっていることでしょう。
こういったワンプラン型の携帯電話サービスの無駄感をほとんど消せるのがpovo2.0の強みですね。
その代わりワンプラン型サービスの「分りやすさ」という、こちらも非常に大きなメリットになる要素は捨てているわけです。
また、povoを含む大手キャリアの新プランではサービス内容を絞り込むことでお手軽な料金を実現しています。povoも申し込みなどの手続きはすべてネットで行なうことになります。基本的にリアル店舗の窓口での対応はありません。
povoを契約する際の事務手数料がかからないのも、こういったコスト削減のおかげと言えるでしょう。
ただその代わりにpovoは平均的な携帯電話ユーザー像よりも少しだけ各種操作、特にネットのサービスに慣れたユーザー向きの性格を持っています。携帯電話プラン選びの際にはそのあたりは少し意識しておく方が良いポイントです。
povoの最低利用期間や違約金について!
povoの初期費用は基本的には無料だと分かりましたが、初期費用の次に気になるのが違約金です。
povoでは、短期解約でも違約金が発生しないようになっています。
ですので、最低利用期間も設けられていません。
MNP転出手数料も発生しないので、電話番号を引き継いで他社に乗り換えても手数料が発生しません。
povoは気軽に解約・乗り換えもできるので安心して契約できます。
povoの初期費用(契約事務手数料)は無料?有料? 記事まとめ!
今回はpovoの初期費用について解説しました。
povoの初期費用は基本的に無料です。
有料になるパターンと無料になるパターンは以下の項目を参考にして下さい。
- 初期費用:無料
- 事務手数料:無料
- SIM発行手数料:無料
- 6回線以降:有料(3,850円)
- SIMカード再発行:有料(3,850円)
また、ライバルのahamo・LINEMOも初期費用は無料となっています。
povoはとても魅力的なプランですので、契約を検討している方は是非。