月額110円から使えるmineoのパスケット。
パスケットとは、どんなサービスなのでしょうか。
今回このページではmineoのパスケットについてと使い方について解説していきます。
mineoのパスケットを簡単に説明すると自分専用「パケット貯金箱」です。
mineoのパスケットってどんなサービス?
https://mineo.jp/
mineoはユニークなサービス内容を掲げて他の格安SIMサービスとは差別化を図っています。
その施策は今現在かなり上手く回っていて、その方針、サービスの方向性に共感する根強いmineoファン、ユーザー層を維持し続けています。
そんなmineoにはこれまたちょっとユニークなオプション「パスケット」が設定されています。
これは一言で言えば序文にも書いた「自分専用のパケット貯金箱」です。
ある月使い切れなかった通信データ量を保存しておけるサービスですね。
ですが、基本mineoはある月使い切れなかったパケット数は自動的翌月に繰り越すシステムです。
ではなぜわざわざパスケットなどというオプションを設定したのでしょう?
この辺りの違いなどを含め、パスケットのサービス内容を次の節で詳しく見ていきます。
パスケットのサービス内容の詳細
https://mineo.jp/service/data/pasket/
まずは前節で触れた通常のパケットくりこしとパスケットのオプションによるパケットの「貯蓄」の違いからです。
パスケットオプションを付けなくてもmineoの「マイピタ」シリーズのプランでは、月々の通信データ量(≒パケット)を使い切れなかった場合、その容量は自動的に翌月に繰り越されるシステムになっています。
パケットにはパケットの有効期限がない!
繰り越されたパケットの有効期間はだいたい1ヶ月。
繰り越し分を次の月に使い切れないとその容量は消えてしまう制限があるのです。
無制限にいつまででもあましたパケットをくりこし続けられるわけではない、と言うことですね。
パスケットはこの盲点に切り込んだユニークなオプションです。キャッチコピーの「あなた専用のパケット貯金箱」のうたい文句通り、このオプションを付けておけば余ったパケットはmineoのプランを契約している限りいつまででも「貯金」しておくことが可能になります。
普段の通信データ量の利用率に大きなムラがあるユーザーならば、付けておくと安心なサービスのひとつと言えるかもしれません。
パケットの利用料金は毎月110円
パスケットの利用料金は毎月110円。かなり気軽に利用出来る料金設定になっているのではないかと思います。
最大10PB(=ペタバイト)貯めておける
そしてパスケットに貯めておけるパケットの量は、データ量にして「最大10PB(=ペタバイト)」にもなります。
P(ペタ)はT(テラ)の1,000倍。T(テラ)はG(ギガ)の1,000倍ですので、10ペタバイト=おおよそ1千万ギガバイトと言うことになります。割ととんでもない量です。
コンピュータやスマートフォンで扱うデータ量の単位ではちょっと細かいのですが、1,000倍ではなく1,024倍で計算していきます。ですので、微妙に数字がズレてピッタリ1千万ギガってことにはならないのですが、だいたいそれぐらいのオーダーという理解でOK。
パスケットは事実上、パケット「貯め放題状態」のサービスってことになりますね。
パスケットにため込んだパケットはmineoアプリからいつでも取り出すことが可能です。
また、逆にパスケットへの「貯金」もアプリを通じていつでも出来る仕様になっています。
フリータンクと似ている?
一応ほかのmineoのサービスと干渉する部分もありますので、注意が必要なユーザーもいるかもしれません。干渉するのはユーザー全員の「共用貯金箱」的存在である「フリータンク」です。
フリータンクから引き出したパケット数が入れたパケット数よりも多いユーザーは、その月の通信データ量の残り+パスケットの残容量が500MBを切っていない限り、フリータンクからの引き出しが行えません。
常に通信データ量が不足気味のユーザーは注意が必要かもしれませんね。
詳細:フリータンクについて
パスケットの使い方について!
mineoのパスケットを利用するためには申し込みが必要になります。
マイページログイン→ご契約サービスの変更→オプション変更から申し込みができます。
その後、パスケットにチェックを入れて「次へ進む」をクリックまたはタップします。
パスケットの申し込みが完了したら、mineoアプリをダウンロードします。
mineoユーザーならmineoアプリをダウンロードしておくと便利ですよ。
使い方もシンプルなので他は省きますね。
パスケットにはボーナスもあるよ
mineoが面白いところはパスケットオプションを単なる「パケット保管庫」では終わらせないところですね。まず一つ目のユニークなフィーチャーは、ため込むパケット量に応じて「利息」がつきます。
パスケットの「残高」が300GB未満の場合には、残り容量の0.5%が月々利用可能なデータ量のボーナスになります。ただし、貯めたパケット量が極端に少ない場合(199MB以下)は対象外になります。
パスケットの容量残高が300GB以上の場合には毎月1.5GBのボーナス通信量をもらえます。
さらにmineoアプリのミニゲームの「ルーレット」を回して通信データ量のボーナスをもらうことも出来たりします。毎日1回回せる仕様ですので、パスケットを使っているユーザーは忘れずに使っておきたいですね。
確率はかなりシビアだとは思いますが、一番の大当たりを出せば1GBもボーナスがもらえるみたいですよ。
代表者がパスケットを契約するのもアリ!
パスケット月額110円の追加オプションなので、追加するか・追加しないか悩みます。
ですが、家族でmineoを契約するのであれば、パスケットの追加オプションもアリです。
代表者を決め、代表者の回線にパケットを集めれば、パスケットにパケットを貯金することができます。
代表者の回線にパケット(データ通信容量)を集める方法は「パケットギフト」があります。
記事まとめ!
mineoのパスケットは月額110円で使うことができます。
パスケットを使えば余ったパケットを延命することができるので大事な時に高速通信を使いたい方は利用しましょう。